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Harmony 司法書士事務所
Harmony 社会保険労務士事務所
Harmony 行政書士事務所
合同会社 Harmony
学術研究、専門・技術サービス業〔仙台市青葉区〕

顧客と共に成長する会社

Harmony司法書士事務所、Harmony社会保険労務士事務所、Harmony行政書士事務所、合同会社Harmony Harmony司法書士事務所、Harmony社会保険労務士事務所、Harmony行政書士事務所、合同会社Harmony

司法書士事務所、行政書士事務所、社会保険労務士事務所の3つの個人事務所と、法人としての合同会社からなる「Harmony」。会社・法人の設立からその後の運営までをトータルサポートしています。社会で法律を必要としている人や企業に、社会環境や業界の背景に関わるさまざまなルールを、分かりやすく示しながら、地元企業を支えています。
社名である「Harmony」もこだわりの名前。そこには、顧客を応援したり、指導したりする立場ではなく、それぞれの役割を果たしながら共に歩み、共に成長をしていきたいという思いが込められています。

所在地
〒980-0011 仙台市青葉区上杉2-3-38 クラッセ上杉ビル4階
Tel. 022-796-9231 Fax. 022-796-9232
http://harmony-office.com
代表者
門田 修 (司法書士・行政書士)
門田 陽子 (社会保険労務士)
創業設立年
個人事務所 2001年
合同会社 2012年

(2016年2月取材)

困ったことは何でも聞く

門田 陽子

社会保険労務士
門田 陽子

会社にいるのは役員2名と社員10名ですが、事務を担当する者もいますので、全員が資格者というわけではありません。スタッフはみないい個性を持っていますが、「丁寧さ」と「正確さ」は全員が持ち合わせている特徴といえます。
仕事柄、さまざまな方に法律に関わる話をしますが、相手が確実に理解できるように話す、という言葉の配慮が必要です。そういった意味で丁寧さや優しさが必要となります。
また、行政に提出する書類の作成が主な仕事ですので、間違いがあってはいけません。法律の知識とはまた別に、自分たちの責任を果たすために正確性を追求しています。Harmonyでは、書類を作成した人が別の社員に確認を依頼したり、2人で読み合わせを行ったりと、何重にも確認をすることで、お客様や行政へ書類を提出する前に、完璧に仕上げるような仕組みづくりが行われています。入ったばかりの社員は、同じミスを3回しないように、同じことを3回言われないように、学んでいく力が必要です。
社会保険労務士という立場から、今の社会に求められている人材を挙げると、それは「困ったときに困ったといえる人」だと思います。人生のなかで目標を設定し、夢を描くことは大事なことです。しかし、社会に出ると理想と現実との大きなギャップを必ず感じるものです。そんなとき、真面目な人ほど頑張ってしまい、心労が重なっていきます。
ですから私は、入社して最初の2年は何でも聞くことが非常に大切だと話しています。仕事でミスをして「申し訳ありません」と謝るだけでは、また同じミスを繰り返してしまい、ますます辛くなるものです。分からないことは必ず先輩や上司に聞き、相談して解決してください。そして、自分のやりたい仕事も、理解されないとやらせてもらえないものですから、先輩にキャリア相談するなどして、入社前に確認することが必要です。

業務内容

企業経営のトータルサポート

会社設立時の社会保障・労働保険への加入といった手続きや、事業の許認可取得のサポート、会社の求人をはじめ、労働契約書の説明、法令に基づく会社のルールをまとめた就業規則の作成・改訂作業などの労務管理に関する相談受付です。また、顧問契約を結ぶ企業に対し社員研修セミナーを行っており、企業の人材育成のお手伝いもしています。
「社会保険労務士に労務管理を頼む企業は、従業員を大切にしているといえます」と門田さん。顧問契約を結んでいる企業とは、月に1回ミーティングを行うそうです。ミーティングでは、どんな些細なことでも相談してもらい、状況に応じて労務管理の見直しを行うなど、問題が起きる前のリスク管理を徹底しています。

企業の特色・強み

一つの場所に三つの資格

Harmonyの一番の強みは「三つの資格者が一つの場所にいる」ということです。1カ所で日常法務、許認可申請、人事・労務管理の相談ができることは、企業にとって大きなメリット。加えて4名の社会保険労務士が日常の相談に迅速に対応しています。契約企業とは年間スケジュールを組み、確実に毎月のミーティングができるように調整。「何かあってからでは遅いので、定期的に会うことで問題のリスクを減らしています」と門田さん。例えば、ニュースにあがった問題や事故などを取り上げ、自社に置き換えて業務状況を振り返ってもらったり、その中で他社の事例を紹介したり、取り入れたりしています。雇用管理の様式を新たに作成することもあります。

将来のビジョン

争わない労務管理を

門田さんは、労使間における労働関係の紛争において、裁判外紛争解決手続制度に則った代理業務に従事することを認められた「特定社会保険労務士」の資格を持っています。「だからこそ、労働審判等で法律関係を争うよりも、争わない労務管理をしていきたい」といいます。
企業の発展のため、「どのような労務管理をしていくことが、労使にとってより良い関係を創っていくか」は勿論のこと、国の雇用政策や経済状況などから、企業がどのような労務管理をしていく必要があるか、ということも踏まえ、それぞれの企業に合わせた提案をしていきたいと考えています。
「常に企業にとって近い存在で、常に客観的な視点を持ち、大切な時に意見を求められる存在になりたい」そうです。

わたしの出番!

大変さを分かち合える職場

わたしの出番!

菊地 敏子さん
社会保険労務士 一緒に写っているのはお子さんの新くん

Harmonyで働き始めて12年。社会保険労務士の資格を持っています。現在育児休業中ですが、時折赤ちゃんを連れて顔を出します。女性のスタッフが多く、他にも子育て中の職員がいるので、仕事と家庭の両立の難しさが家族のように共有できるのがいいですし、とても理解が深く、のびのび仕事をすることができます。
子育ての大変さを理解してもらうためにも、それを周りに見せることは大切です。Harmonyでは、新年会や忘年会に子ども連れで参加することができます。子どもが熱を出したという場面でも、その子の顔が思い浮かぶ関係の方が理解が深まるものです。女性は職場の中、家庭の中と、それぞれに役割を持っていますが、自分自身を生かしていくためにも、お互いをフォローできる関係が大切です。

マイ・パートナー

社会保険労務士の軸「労働基準法解釈総覧」

マイ・パートナー

労働基準法解釈総覧 インデックスは門田さん自身で貼ったそうです

門田さんのマイパートナーは「労働基準法解釈総覧」。5、6センチほどの分厚い本です。労務管理の仕事をする上で、一番の基礎になっています。 法律は、「こうであるべき」、「してはいけない」というルールが載っていますが、現実は法律通りにはいかないもの。労働基準法解釈総覧は、法律の実際の運用に関わる具体的な解釈が載っています。「仕事柄、あいまいな記憶や感情で話をすることはできません。いわば私たちの軸となるものです」と門田さん。顧客とのミーティングや書類製作の際、少しでも気になることは、すぐに労働基準法解釈総覧などで調べ、根拠を持って回答するそうです。必要な項目にはきれいに付せんが貼られ、使いやすいようにアレンジも施されています。

先輩の声

震災を機にUターン

先輩の声

及川 しのぶさん
事務

現在は主に、お客様の会社の担当の方からの相談を受け、手続き書類の準備や確認を行っています。東日本大震災をきっかけに地元仙台にUターンしました。社会に出てから何度か転職を経験しているので、一つの場所で頑張っている人を応援したいと思いHarmonyに入社しました。社会に出てから一つの仕事に精一杯取り組めるように、学生のうちにさまざまなことに目を向け、チャレンジしてほしいです。

この記事を書いた学生記者

取材に応じてくださった門田さんは社会保険労務士さん。司法書士と行政書士の資格を持つ旦那様と一緒に役員を務めます。
残念ながら、今のところHarmonyさんでは新卒の採用予定はないそうですが、社会に求められる人材を、社会保険労務士の視点から話してくださいました。少し意外に思えた「困った」といえる人。社会保険労務士を務める門田さんだからこそのご意見でした。
また、わたしの出番!の菊地さんはお子さんと取材に応じてくださいました。育児休暇といった制度だけでなく、その大変さを分かち合う工夫がHarmonyさんでは見られます。こうした会社が仙台にあり、企業ないしそこで働く人々を支えていると知ると、仙台では安心して働くことができると感じました。(徳水 璃都)