WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

株式会社 菅野食品
製造業〔遠田郡涌谷町〕

お客様と共に「食」を発信、提供

株式会社 菅野食品 株式会社 菅野食品

宮城県涌谷町に本社を置く、食品の製造、販売を行う企業です。「食を通して、地域社会から信頼、感謝される安全企業を目指す」を経営基本方針に掲げ、常にお客様が求める食品を追求し提供しています。「杜の都の麺工房」として主に麺の製造を行っていますが、近年では魚などあらゆる分野の食品製造に力を入れています。また、社員一人ひとりの結びつきが強く、働きやすい環境が整備され、アットホームな雰囲気を感じさせる社内環境も魅力の一つです。

所在地
〒987-0121 遠田郡涌谷町涌谷字中江南1-1
Tel. 0229-43-5555 Fax. 0229-43-2588
http://www.kannofoods.jp
代表者
代表取締役社長 菅野 利昭
資本金
3,600万円
創業設立年
1965年
受賞歴
厚生労働省 快適職場推進計画認定事業場
日本食品衛生協会 宮城県知事 食品衛生優良施設
感謝状(東日本大震災 支援活動 物資支援)
仙台社会保険病院 涌谷町

(2016年1月取材)

若者の視点から「食」の価値創造の実現へ

菅野 利昭

代表取締役社長
菅野 利昭

従業員の多くは、大崎市、美里町、登米市など車で30分圏内に住む地域住民が多く、仕事内容が、製造や販売のため、商品開発を担当する人から物流、経理を担当する人までさまざまな分野で活躍しています。
求める人物像としては、価値創造ができる人です。同じ食品の中でも提供する場所によって価値観が異なるため、食品の提供の仕方をアレンジしたり、食に対し「こんな楽しみ方もあるのか」と思わせることができる発想が必要となります。
当社では麺の製造が主流で、最近では「マーボー焼きそば」や「石巻焼きそば」などの製麺を行っているほか、「涌谷太鼓」と呼ばれるずんだまんじゅうなど、麺以外にも力を入れていて、自社のブランドにした商品もあります。こうした商品を全国に向けて発信していくための方法や戦略などが重要となります。それだけに、若者の視点に立ったものの提供、ものづくりなどの企画、提案ができる人材は理想的です。私では想像もできない発想の提案を望みます。そこからお客様を通して「創る喜び」を得て、自分の仕事が楽しくなるようになってほしいですね。
また、店舗と連携を図りながら商品をPRし、一つのブランドに育てていく力が求められます。なぜなら、本当においしい製品がお客様に行き届いていないという現状があるからです。食文化の変化も激しく、調理方法も多用な現在であっても、おいしい物を求める事は変わらないと思います。
私自身、地元涌谷町出身ということもあり、やはり地元の人に働いてほしいですね。製造だけでなく、物流その他あらゆる知恵を集結させて「おいしい」をおとどけしたいと考えています。首都圏や他の地域で働くという挑戦は否定しませんが、生まれ育った地の良さを発見していただきたいですね。

業務内容

日々求め続ける「食」の価値

主に生麺製麺、食品製造卸、直販事業、食堂開店指導を行う食品会社です。本社以外に仙台市にも営業所を構え、創業から80年以上の歴史を持っています。本社では主に、商品の企画から製造、物流までを行い、お客様への営業活動も行っています。本来の麺の製造に加え、近年では、水産物の加工販売や仙台青葉餃子・ずんだ餅の製造販売を行うなど、常に食を通してお客様の求める商品を製造します。ただ単に「おいしいものを食べる」のではなく、「価値にあったものを食べる」ように、食文化の変化が進む中にあって、味だけではなく価値を高めるため、試行錯誤を繰り返し商品を製造しています。

企業の特色・強み

働く人を大切にする企業

単なる製造だけではなく、経営理念にあるように食を通して、健康で明るい社会づくりに貢献することも考えながら、商品の製造にあたります。また小生産・多品種のため、取引しているお客様のニーズに合わせた、いわゆる「オーダーメイド」の商品提供を行うことが可能です。
工場では、アルバイトやパートを雇用せず全て社員として業務を行っています。これは、家族に守られて仕事ができていることを忘れずに、安心して作業に取り組んでもらうためで、全員が定時に退社できる環境づくりも整えています。
また、育児休暇や産前産後休暇の取得は全社員可能です。休暇中は社員全員が仕事をフォローをするので、取得も躊躇するような人は少ないようです。

将来のビジョン

時代にあった商品づくりを目指して

日本人の食文化が年々変化していくなか、今後は時代にマッチする商品を提供することが必要となります。本来は麺の製造を主として展開してきた事業を、水産物の加工なども扱えるような食品会社へ変更したように、今後は食の全体を見据え、お客様が満足できる商品を提供していきたいと考えています。常にお客様に評価される仕事なだけに、同じ満足度にならないためにも、今日ではなく明日、明日ではなく明後日を見据えた商品づくりが必要となります。時代にあった商品づくりを行うことで、人々の「食」と「健康」を追求していくだけではなく、会社の永続性も考えられています。

わたしの出番!

工場で活躍する女性社員!

わたしの出番!

小山 かおりさん
出荷管理、商品管理

普段は本社の工場で出荷管理や食品管理を行っています。家族のような関係で働ける環境なので、年齢差があってもコミュニケーションを図りながら働くことができます。「美味しかった」の言葉をお客様からいただいた時に、仕事のやりがいを感じます。会社の魅力は自社の製品を食べられることですが、ただ食べられるというだけではなく、社員同士でお互いに商品の評価をしているので、日々勉強につながります。商品に対しての良し悪しの評価ができるのも「言い合える環境」が整っているからだと思います。
就職活動は、自分がどれだけできるのかを試し、決してめげないことが重要です。さまざまな業種の中から選ぶポイントは、自分の中でどれだけその企業に興味、関心を持てたかだと思います。

マイ・パートナー

これがなくては勤まらない!まさに「相棒」

マイ・パートナー

菅野 裕隆さん
手帳/仕事の必須アイテム

手帳にはプライベートのスケジュールから仕事のスケジュールまでありとあらゆる情報が記入されています。こだわりのポイントは、左のページがスケジュールで、右のページがノートになっているところ。事前に把握できている予定や当日実際に行ったこと、反省点など、ありとあらゆることを記入できるスペースになっています。忘れてしまうことのないように、小まめに手帳にメモを取るようにしているそうです。そのおかげで情報の漏れもなく、自分の予定や情報はこの1冊を確認すれば間違いないと言います。また、手帳を見ると自然と「やる気スイッチ」が入り、仕事にも精が出るそうで、まさに「相棒」と呼べる存在だそうです。

先輩の声

お客様から「信頼」を得るために

先輩の声

菅野 裕隆さん
営業

地元涌谷町出身で、高校生までは地元で生活していました。大学時代は関東で暮らして、そのまま就職し、7年間関東で働いていたのですが、昨年春から菅野食品の営業部に在籍して働いています。
現在は主に、既存の顧客との関係の構築や新規の取引を獲得するための営業活動を行っています。
就職活動で大切なのは、自分に自信を持ちしっかり表現できるようにすることだと思います。

この記事を書いた学生記者

私は、生まれも育ちも宮城県仙台市です。約二十年間暮らし続けてきたこの土地で、自然にも、食にも、また多くの仲間にも恵まれここまで成長してきました。
今回の取材を通じ、菅野食品さんの時代やニーズの変化に合わせ、独自のスタイルを求め続けてきた、食に対するこだわりを学ばせて頂きました。魅力は、創業50年以上の歴史と伝統を持つ食品会社であり、これまで「マーボー焼きそば」や「仙台あおば餃子」の開発などに携わってきたことです。地元宮城の食文化を支え、魅力ある商品を私たちに提供してきました。また、社内環境もとても良好で、取材中の社員の皆様の生き生きした表情がとても印象的でした。社員同士が互いを思いやり、助け合いの精神を共通認識として常に意識しているからであると感じました。正直、地元の食品会社に対し、詳しい知識はありませんでしたが、今回の取材からより多くの地元企業を知りたい、周知してもらうために情報を発信したいと思いました。(藤本 智慎)