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株式会社 紀生 ブライダル事業部
仙台ゆりが丘 MARIAGE UNE VILLE
生活関連サービス業、娯楽業〔名取市〕

一生に一度の日を、紀生で

株式会社 紀生 株式会社 紀生

美容室、結婚式場の経営、衣装のレンタルと写真撮影、グループの仙台ヘアメイク専門学校など、美容に関する総合的なプロデュースを手掛ける株式会社 紀生。全体で120名にのぼる社員のうち約三分の一の40名が所属しているのがブライダル事業部です。ブライダル事業部も結婚式場や写真スタジオなど細分化され、結婚式場「仙台ゆりが丘 MARIAGE UNE VILLE」には、十数名が勤務しています。お客様の大切な1日をお手伝いする、責任とやりがいのある仕事です。

所在地
〒981-1245 名取市ゆりが丘1-18-1
Tel. 022-386-5151 Fax. 022-381-2533
http://www.yurigaoka-kyoukai.com/
代表者
代表取締役 守末 紀生
資本金
5,000万円
創業設立年
1970年

(2016年2月取材)

幸せな空間を作る、欠かせない役目

守末 佳奈

ブライダル事業部 取締役
守末 佳奈

向上心を絶やさず、自分の頭で考えてコミュニケーションを取れる人であってほしいです。
結婚式というと華やかな世界を想像すると思いますが、それだけではありません。もちろん、新郎新婦をはじめとする来館者の幸せな姿を見ることができるのは嬉しいことです。しかし、その空間をつくり上げるためには、お客様と向き合って、何を求めているのかを理解しなくてはいけません。年齢も性格も、やりたいこともさまざまなお客様と出会い、半年にもおよぶ準備期間を経て、実際の式と披露宴は1日の三時間程度。この短い時間を、いかに満足していただけるものにできるかが重要で、そのためには信頼関係が重要なのです。お客様に合わせた接し方でさまざまな話を引き出し打ち解ける努力をします。そのためにもいろいろな人と出会い、話題にアンテナを張って感性を磨いてください。少しの切り口があれば、お客様に教えてもらう気持ちで会話を弾ませられます。私自身、学生時代にさまざまなアルバイトを経験したことが生きていると感じています。コミュニケーションを取るというのは、こちらから思いを伝えることでもあります。相手の意見を取り入れたうえで自分はこう思う、というお互いのやり取りの中で、決めるべきかたちができていくのです。
社員同士でも、式を円滑に進めるためのコミュニケーションは欠かせません。お客様がどんな人なのかといった情報を共有し、理想の結婚式を全員でサポートします。「話す」ことが大切な仕事ですが、自分の意見に責任を持って話すのは、どの業界でも当たり前のことですよね。
さまざまなお客様がいて、結婚式にも同じものはありません。冒険心を持って、常に学ぶ姿勢でいてほしいです。これでいいや、と満足しないことです。イメージだけではなく、働くこととのギャップも知り、ブライダルの世界で何をしたいのか、どうなっていきたいのかを考えてみてください。

業務内容

結婚式・披露宴をつくります

名取市ゆりが丘に教会と三つの披露宴会場を持ち、結婚式・披露宴のプロデュースを行います。紀生として衣装やヘアメイクの専門家もいるため、総合的なプロデュースが可能です。
ウェディングプランナーは、お客様との打ち合わせを通して一緒に式をつくり上げる仕事です。式の当日は、介添えがサポートし、プランナーはディレクターとして、進行など新郎新婦以外にも目を向け、会場全体の管理をします。入社後は、最低2年は介添えとしてブライダル全体を学び、その後ウェディングプランナーを目指す人、そのまま介添えでいるという人もいます。新規のお客様を見つける営業のほか、総務といった業務もありますが、式に参加するすべての人の気持ちを、最も大切にするという思いは一つです。

企業の特色・強み

業界一の職場づくり

MARIAGE UNE VILLEが十数人という少人数であることが強みでもあります。誰か一人に相談した話でも、その場にいる社員全員が答えてくれるという場面が多くあるそうです。若手からのアピールや、上司からのフォローもしっかりとでき、成長をサポートしています。
また、雇用形態を一般業界と同等にすることも、働きやすい職場づくりの一つです。女性が多いこと、土日祝日が出勤ということから離職率の高い業界ですが、福祉の面での支援や週休2日を保証しています。休日には社員同士で出かけることもあります。時間を共有することで、仕事でも円滑にやり取りできるのです。職場の雰囲気や社員同士の関係は、自然とお客様に伝わるものだけに、良好な職場づくりを徹底しているそうです。

将来のビジョン

人材を大事に

一般的に「中堅」と呼ばれ、後進を指導する立場となる年代の人材が少ないため、若手から「先輩」と呼ばれる人材育成のため、企業外での学習をはじめ、競争意識を高めて活性化を進めようと、社内コンクールなどを企画し実施しています。現在MARIAGE UNE VILLEでは、新入社員の募集は行っていませんが、ウェディング業界は、一人ひとりがすべての流れを理解したうえで、いかに組織的になれるかが重要だそうで、そのために、今後も人材教育に徹底して取り組んでいくそうです。

わたしの出番!

一緒につくる、みんなが幸せな時間

わたしの出番!

進藤 歩惟さん
ウェディングプランナー

ウェディングプランナーとして、お客様がどんな式・披露宴にしたいのか、招待状から小物の色まで、全てを話し合います。打ち合わせは1回約二時間、半年間に五回程度です。年齢も性格もさまざまな人たちと向き合い、短い時間でも信頼関係を築くことが重要ですので、常に誠実であることを心掛けています。
式や披露宴では、新郎新婦の希望をすべて盛り込むわけではありません。当事者だけが楽しんで、ゲストがおざなりになることのないように、全体のバランスを見て提案をすることもあります。要望に応えながら、一緒にいい時間をつくり上げるという、やりがいのある仕事です。式の終わりに新郎新婦の笑顔を見る時が、幸せな時間をつくることができて本当によかったと、心から思える嬉しい瞬間です。

マイ・パートナー

これがすべてのベースです

マイ・パートナー

打ち合わせメモ
お客様と話したことすべてを記録します

お客様との打ち合わせをすべて記録するメモは、式や披露宴に関する必要事項が、何枚にも書かれています。話し合いをしながらフォーマットに書き込んでいきプランナーとお客様の考えを常に統一のものにしています。その日の終わりに、お客様に渡すので、恥ずかしくない字で素早く書くことがポイントです。
決めなくてはいけない項目がたくさんありますが、お客様によって演出などが異なり、必ずメモのすべてを使うわけではありません。つまり、フォーマットを埋めるほどより多くを共有し、さらに売り上げにもつながるということです。
お客様の人柄に合わせて、宿題を課すなど、打ち合わせのない時間のフォローも欠かせません。

先輩の声

目指すはウェディングプランナー

先輩の声

武石 茉優さん
ブライダル事業部

ブライダルの専門学校を卒業し、2015年に入社しました。介添えとして、式での動きの指示など新郎新婦のサポートをしています。短い時間ですから、お客様の人柄に合った距離の取り方を意識します。
将来「この人で良かった」と思ってもらえるプランナーになることが目標です。今はまだまだ基本を勉強する日々ですが、先輩プランナーの姿を見ていると、これからの自分が楽しみです。

この記事を書いた学生記者

一度だけ参加したことがある結婚式。参加者全員が幸せそうで、とても素敵な空間だったことを覚えています。当時は考えもしなかった、長い準備期間とそれを支える人たちに出会うことができました。話すことが大切な仕事だとおっしゃる通り、目を見て、自分の考えをはっきりと言葉で伝えてくださる姿は輝いて見えました。
印象的だったのは「親御さん、親族が大切にしている子を代わりにサポートする」という言葉。「みんな誰かの大事な人」という意識で接することは、責任を感じることでもあります。参加者全員が幸せに思うためには、目の前のカップルだけを見ても叶えられません。華やかな式とは裏腹な役割かもしれませんが、幸せの一端を自分の手でつくることができるのではないかと思いました。こんなにも考えてくれる人たちだから、大切な1日を任せようと思える、お客様の気持ちも少しだけわかった気がします。
教会も披露宴会場も、感動の声が隠せませんでした。いつかお世話になりたい…!(濵田 佳那子)