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今野印刷 株式会社
製造業〔仙台市若林区〕

常に最先端を行く100年企業

今野印刷 株式会社 今野印刷 株式会社

仙台市にある今野印刷 株式会社は印刷業のほか、書籍の編集や出版、WEBデザインやイベントの企画など、単なる印刷の枠を越えた業務を行っています。創業は1908年と、108年の長い歴史を持っていますが、常に新しい分野に挑戦し続けている企業です。「面白さ」、「キャッチーさ」など多くが求められるデザインの世界。今野印刷では「遊び心」を大切にすることで、人々を魅了するような広告やチラシ、パッケージの制作を行っています。常に「変わり続ける姿勢」を持っている「歴史あるベンチャー企業」です。

所在地
〒984-0011 仙台市若林区六丁の目西町2-10
Tel. 022-288-6123 Fax. 022-288-0138
http://www.konp.co.jp/
代表者
代表取締役社長 橋浦 隆一
資本金
5,000万円
創業設立年
1908年
受賞歴
1978年度 印刷産業発達功労賞

(2016年2月取材)

デザインやモノづくりを一緒にしましょう

橋浦 隆一

代表取締役社長
橋浦 隆一

当社は「印刷物」の制作にとどまらないモノづくりとサービスを展開しています。社員は常にお客様の思いや要望を、自分のこととして考え、単に要望通りにモノづくりをするのではなく、願いや思いを叶えることができるように、印刷物の枠を越えた提案をしています。
人の懐に飛び込み思いを共有するためには、人と会ってコミュニケーションを図る必要があります。それだけに当社では「人と会うことが好きな人」、「人に喜ばれるために何かをつくってみたい人」、「デザインやモノづくりが好きな人」を求めています。特にモノづくりをするためには自由な発想は欠かせません。若いうちは、部活やアルバイト、勉強、読書などなど、なんでも構わないので一生懸命取り組んでみてください。自分がやりたいと思ったことを、一生懸命に行っていると、自分の「芯」を持つことができるものです。揺るがない「芯」を持つことで、自分にしかできない提案をすることができます。現在の若い人は、メールや無料通話アプリ、電話を使うことがほとんどかと思いますが、実際に人と会うという「顔の見える人付き合い」をしてください。就職活動をしている人は、企業側が提示している型にとらわれないようにしてください。「こうあるべきだ」と考えていると、自分の個性や色を発揮できなくなってしまいます。自分の色が出ていない志望動機は、面接で「なぜそう思ったのか」と、少し深堀りしただけで付け焼刃であることがすぐに分かってしまいます。「自分の心から自分の言葉」で話すことで、自分オリジナルの色を出してください。本心をさらけ出すことが大切です。さらけだした本心がしっかりとした志望動機に結びついていない場合には、自分自身を磨いてください。自分を磨くうちに本心も磨かれてくるはずです。私たちとともに、お客様のためにモノづくりをしてみたい方はぜひ、今野印刷までお越しください。心よりお待ちしております。

業務内容

印刷物からドローン撮影まで

今野印刷では印刷物の制作を中心にWEBサイトの制作や運営、書籍の編集・出版、イベントの企画など多彩な仕事をしています。「チラシを作って」と頼まれ「作るだけ」だけではないのが今野印刷。営業が「お客様は何故チラシを必要とするか?チラシを使ってどうしたいか?」などの本質的な思いまで探っています。例えばチラシを使って「イベントに人を呼びたい」場合、チラシ以外に看板の設置、WEBサイトによる情報発信など、多様な方法で「人を呼ぶ」ためのサービスを提案できます。ほかにも海外では一般的なグリーティングカードというポストカードやお菓子の箱などのパッケージを制作・販売。最近ではドローンを使用した動画・静止画の撮影も行っています。

企業の特色・強み

「仲間」と「遊び心」を持ってお仕事

今野印刷の強みは「人の懐に飛び込む力」です。営業担当者がお客様の懐に飛び込み、思いや悩みに共感することで、「仲間」としてともに仕事に取り組んでいます。そうすることで仕事を「自分のこと」と考え、思いを達成しようという気持ちを強く持つこともできるのです。ほかにも仕入などの取引業者も「仲間」としてお付き合いすることで、新製品の提案や良いアドバイスをもらえることもあります。お客様の思いを大切にしているのは社内のデザイナーも一緒。お客様の伝えたいことや思いを「遊び心」を入れながら、大切に仕事に取り組んでいます。「遊び心」はチラシやポスター、WEBサイトを見た人を惹きつけるために必要なエッセンス。人の懐に飛び込む力があるからこそ、印刷物に留まらない発想ができるのです。

将来のビジョン

「古」と「新」で巻き起こすイノベーション

「自社商品であるグリーティングカードの売上を伸ばしたい」と橋浦さんは語ります。今野印刷では「tegami」というブランドのグリーティングカードを、海外を中心に展開しています。フランスやアメリカで展示販売会を実施。カードには「活版印刷」という技術を使用したものもあります。活版印刷とはハンコに似た古来より存在する印刷技術のこと。レトロな風合いが特徴で、同じ出来栄えのものは二つとありません。均一なモノが溢れた現代だからこそ魅力があります。古いものと新しいものが融合することで最先端のものが誕生するのです。「印刷技術以外に紙にもこだわっていきたい」と橋浦さん。現在、伊達藩の特産品だった「柳生(やなぎう)和紙」を使ったモノづくりに挑戦しようとしています。

わたしの出番!

みんなが楽しく働ける環境に!

わたしの出番!

東海林 久美子さん
営業部係長

現在営業として、企業や学校法人といったお客様を訪問しサービスを提案しています。例えば企業なら「売上を伸ばしたい」、学校法人なら「入学者を増やしたい」といった思いを持っていたとします。その思いを実現できるように、WEBサイトや看板といった印刷物以外のツールも提案しています。お客様に喜んでもらうためにどうすればいいか」を考えることが仕事の楽しみです。職場では男女関係なく仕事をしていますが、女性ならではの視点が提案につながることもありますので良い面は生かしたいです。今後はみんなで楽しく盛り上がりながら「遊び心」を持ち仕事ができる環境をつくることで、良い商品やサービスを提案していきたいです。

マイ・パートナー

必需品は「消せる赤ペン」

マイ・パートナー

消せる赤ペン。文書の校正時に使用

印刷物のなかには必ずといってもいいほど、「文字」や「文章」が含まれています。キャッチコピーや商品の説明などに「良い商品だから買ってほしい」といった思いが込められているものです。その思いを叶えるため、文章は何度も練り直しながら考えています。そこで必需品となってくるのが「赤ペン」。赤ペンを使って文字や文章の間違いをチェックしています。実はこの赤ペン、普通の赤ペンではなく「消せるボールペン」。もし、お客様から「この文章ではなく、別な文章にして」と言われた際にも、一度ペンを入れた部分を消すことができます。書類を赤ペンだらけにして汚すことがないのでとても便利です。今野印刷の社員は常に赤ペンを持っています。

先輩の声

思い立ったら吉日

先輩の声

髙橋 ちひろさん
生産事業部 制作課

私は制作部門でチラシやポスターといった紙媒体のデザインを担当しています。お客様の思いを形にし、満足してもらえるデザインを心がけています。大学時代はフリーペーパーの制作・企画等を一人で行い、市内の大学に設置していました。今後は沢山の人を巻き込み、能動的に仕事をしていきたいです。学生のみなさん、好奇心を忘れず、やりたいこと をやってください。思い立ったら吉日です。

この記事を書いた学生記者

「遊び心」を大切にしている企業なのだと感じました。確かにデザインやパッケージなどは、真面目でキッチリとしたものより、ユニークで面白い「遊び心」が入ったものが目を惹きます。特にドローンでの撮影は橋浦さんが社員に「ドローンを使ってみたいならやってみたら?」と話したことがきっかけで始まりました。「活版印刷」も「面白そうだから」という遊び心から始まりました。今野印刷で昔働いていた活版印刷の技術を持つ職人が、今再び活躍しているそうです。「遊び感覚」が仕事に繋がっています。「他と違うことをやって、おもしろい会社だと言われたい」と橋浦さんは語ります。遊び心を持ちながら、仕事を楽しむことでお客様にも良いものを発想し、提案できる環境を社内から作り出しているのだと感じました。「変わらないのは変わり続ける姿勢」。100年以上会社が続いている秘密を垣間見た気がします。(鎌田 尭)