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株式会社 菅誠建設工業
建設業〔仙台市青葉区〕

今年で創業109年目。学生がシェアハウスをデザイン

株式会社 菅誠建設工業 株式会社 菅誠建設工業

株式会社 菅誠建設工業は、新築木造住宅の建設のほか、リフォームやリノベーションに力を入れている建設会社です。古い建物を新しく甦らせることで、新築よりも低価格で地球に優しいものづくりをしています。インターンシップの受け入れにも力を入れており、学生がシェアハウスの内外装デザインや運営などに取り組んでいます。昨年には、全国250事例のインターンシップの中からグランプリにも選ばれました。創業してから109年という長い歴史の中で高い技術を育み続け、地域のお客様から信頼されている企業です。

所在地
〒980-0865 仙台市青葉区川内亀岡町48
Tel. 022-225-4643 Fax. 022-265-2495
http://www.morichef.com/
代表者
代表取締役 菅原 清秀
資本金
1,000万円
創業設立年
1907年
受賞歴
2015年 地域若者チャレンジ大賞2015グランプリ受賞

(2016年3月取材)

成長意欲を強く持っている人を募集しています

菅原 清秀

代表取締役
菅原 清秀

当社は、長年多くの人に支えられながら仕事をしてきました。家づくりやリフォーム、リノベーションなどの業務や、大学生のインターンシップ受け入れで地域に貢献している「人が育つ会社」です。地元の高校からシェアハウスのデザイン案を募集したこともあり、先生からも喜ばれました。
昨今の少子高齢化に伴い人口が減少し、地方での活気が薄れてきています。それだけに当社では「自分で独立して起業したい人」を求めているのです。独立する意思を持つ人は、自分を高めるために何かを貪欲に求め、主体的に行動することができます。そこには当然苦労も伴いますが、その先には喜びや楽しさがあります。「苦労や人生を楽しみながら」努力をしてもらいたいですね。努力を続けることで、成長することができます。そして独立し起業したら、世の中への貢献を目指していただきたいですね。
また、独立したい人以外にも「成長意欲のある人」を求めています。入社した際には、自立した人、自分で物事を考えることができる人、ゴールを設定し、そのための道筋を自分で示すことができる人に成長してもらいたいです。実際インターンシップに来てくれている学生は、インターンシップを経験する前と後では見違えるほどの成長を遂げてくれました。例えば当社に入社しなくとも、学生が成長し、将来的に社会に貢献できるような人材になってくれれば、それでいいと私は考えています。
社内はとても明るい雰囲気で、誰かが落ち込んだ時にも温かい言葉を掛け合うような環境ですし、インターンシップに来ている学生にも仕事を任せ、チャレンジできるような「人が成長できる」会社です。今後は社員だけでなく、入居者が成長できるようなシェアハウスづくりも行っていきたいと考えています。私たちと一緒に成長してくれる人材を心よりお待ちしております。

業務内容

「指揮者」となって家づくり

主な業務は、木造住宅の新築工事や古くなった建物のリフォーム、リノベーション。菅誠建設工業が、家の設計や金額の見積もり、工事の日程表を組み、大工や基礎工事業者といった家づくりに携わる人を、オーケストラの「指揮者」のようにまとめています。
家づくりのほか、インターンシップの学生が、シェアハウスの入居者募集や内装外装のデザイン、運営をし、掃除当番表の作成やルールづくりをして、入居者にとって住みやすいシステムづくりをしています。
東日本大震災後に壊されていく建物を目の当たりにしたことで、リノベーションをして多くの人に長い間使ってもらえるシェアハウスの運営を始めました。「古い建物を残していきたい」と、菅原社長は語ります。

企業の特色・強み

長い歴史が強みの「おらいの大工さん」

109年という歴史を持つ菅誠建設工業には、長い間一緒に仕事をしてきた多くの仲間やお客様がいます。長い付き合いだからこそ、強い信頼関係のもと、気持ちに寄り添える仕事ができるのです。神社や仏閣をつくる「宮大工」を経験した、腕のいい棟梁ともつながりを持っています。なかには菅原社長が幼少の頃から付き合いがある業者の人もいるそうです。お客様にとっても、自分の家を建てた大工さんが存在し続けてくれているおかげで、相談やアフターメンテナンスを依頼しやすい環境です。他の業者が来ても「おらいの大工さんがいるから(我が家のことは菅誠建設工業に一存してるから)」と言ってもらえるほどの強い信頼。AEDの設置や祭りなどの行事へも積極的に参加している地域に愛される会社です。

将来のビジョン

シェアハウスで活気ある街づくり

「社員とシェアハウスの入居者に成長してもらいたい」と菅原社長。より多くのインターンシップ参加学生に、「ここは私が関わったシェアハウスなんだ」と言ってもらえる場所を増やし、成長してもらうことを目指しています。また、シェアハウスに同じ志を持った人が入居することで、入居者同士で夢を語り合いながら成長することができます。「仙台を魅力的な街にして、若者に仙台に残ってほしい」と菅原社長。少子高齢化が進む現代だからこそ、地域への若者の定住は必須課題。シェアハウスが増えることで定住者が増え、消費が増えることで、周辺地域の商業も活性化します。今後は「カップル向けのシェアハウスも考えていきたい」と話します。

わたしの出番!

ものづくりをする女子はカッコイイ

わたしの出番!

菅原 真弓さん
経理事務

私は普段、経理や事務、電話対応などをしています。社内はとにかく明るい雰囲気で、「カタチとして残る」仕事に携わることができるのが魅力です。月1回発行している「スガセーだより(ミニ情報誌)」を見たというお客様からの手紙や、お客様と会話をすることが楽しく、やりがいにもつながっています。男性社会のイメージが強い仕事ですが、取引業者の中にも女性の社員がいます。ものづくりをする女性はカッコイイので、女性だからと遠慮することなく仕事に挑戦してみてください。日本の都市部はどこに行っても画一化されたビルばかりなので、ヨーロッパのように伝統と文化を感じさせるような、日本ならではの古い建物を残し続けることができる会社になってほしいです。

マイ・パートナー

つながりのために欠かせない情報誌

マイ・パートナー

CADで描いた図面&ニュースレター

菅原社長の仕事に欠かせないアイテムは、パソコンで建物の設計や図面をつくるために使用する「CAD」というソフトです。手書きよりスピーディに図面をつくることができ、できあがった図面の見栄えもきれいです。CADのほかに欠かせないアイテムが「スガセーだより」。月1回発行されるミニ情報誌で、お客様との交流のため始めたものです。料理の作り方や菅原社長の失敗談なども掲載されています。「お客様との会話のきっかけになる」そうです。スガセーだよりでつながり続けたことで、東日本大震災の際には、多くの仕事の問い合わせ電話がきたと言います。ニュースレターは3月1日現在、123号まで発行されている、お客様とつながり続けるために欠かせないアイテムです。

先輩の声

インターンシップを通しての社会勉強

先輩の声

横室 友梨奈さん
杜の都のハウスシェフ事業部(インターン生)

私は現在インターン生として、シェアハウスの入居者募集や運営などの仕事を体験しています。社会勉強をしたいと思っていたときに、菅原社長が輝いて見え、インターンシップへの参加を決めました。建物のオーナーにシェアハウス事業を提案し「やりたい」と言われたことが一番の思い出です。将来、学生活動や社会人として仕事をする際に、ここで学んだ経験を生かしてきたいです。

この記事を書いた学生記者

菅原社長が笑顔で楽しそうにお話をする姿が印象的でした。おぢゃっこ(お茶)とお菓子を食べながら、温かい雰囲気で取材をさせていただきました。「入居者が成長できるシェアハウス」と聞いた際、利害関係なく、同じような夢や目的を持って語り合う、ワーキングスペースのような場所を想像しました。昼は仕事、夜は仲間と悪巧み(本当の悪いことではありません)できたら楽しそうです。魅力ある場所があれば人が集まり活気づき、やがては地域が元気になっていくのではないでしょうか。「人生を楽しむことができるような人」を求めている菅誠建設工業。菅原社長自身が人生を楽しんでいる人でした。ギター、絵描き、写真、登山など多彩な趣味を持っています。仕事を普段からしっかりしているからこそ、人生を楽しむことができているのだと感じました。私も将来、仕事をしっかりしつつ、人生を楽しめる菅原社長のようなカッコイイ大人になりたいです。(鎌田 尭)