当社が求めている人物像は、大きく分けて四つあります。
「明るく社交的」、「熱心で探求心旺盛」、「誠実で寡黙」、そしてあと一つが「TOHOらしい人」です。この「TOHOらしい人」というのが、一体どんな人を指すのかを、少し考えてみてください。すごく優秀で、運動ができて、誰とでもコミュニケーションが取れる、そんな素晴らしい人が当社に面接を受けに来たとします。世間的にはウケは良いかもしれません。しかしその人が入社後にうまくやれるのか、という事までは分からない。では一方で、前者とはまた違った感じで、あまりスマートではないものの、どこかしらお茶目な雰囲気を持つ人が面接を受けに来たとします。おそらく私は「TOHOで営業マンになったら面白そう!」と、面白さを見い出します。
「TOHOらしい」とは、要するに会社の雰囲気に合っている人と考えています。もしも前者の人が、不採用の理由を聞いてきたならば、私は残念ながら「TOHOらしくないから」とお答えいたします。
採用において学歴や成績は重要視していませんし、その人の人格を否定している訳でもありません。あくまでも感覚的なものですね。ですから、他の会社では不採用になっている方でも、当社では一生懸命働いてくれています。完璧な人ではなく、どこか抜けた感じがあったり、愛嬌がある人と一緒に仕事をしたいです。学生時代に基礎ができている人は、入社しても業務において光る所があると信じています。
また当社では、入社する社員は殆ど知識ゼロの状態からスタートを切ります。事務員も、現場の作業員もです。彼らは先輩から教えてもらい、一から業務を学んで、少しずつステップアップしていくのです。ですから当社では、専門的な知識や経験がなくとも働くことは可能です。
ぜひ一度、面接を受けに来てください。もしかすると「TOHOらしさ」を持っているかもしれませんよ。