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株式会社 ズィーボックス
生活関連サービス業、娯楽業〔仙台市太白区〕

クライミングの楽しさ発信!

株式会社 ズィーボックス 株式会社 ズィーボックス

クライミングと聞いて「高い岩壁を筋骨隆々の人が登っていく特殊なスポーツ」と思う人は少なくないでしょう。実は、未経験の人でも手軽に始められるスポーツなのです。株式会社 ズィーボックスは、クライミングの楽しさを多くの人に知ってもらいたいと、クライミングジムを運営しています。会社名の「zi(ズィー)」とは、「驚き」の意。「ズィーボックス=驚きに満ちた空間」の名前通り、従来の施設とはひと味違うジムを目指しています。

所在地
ジム:〒984-0032 仙台市若林区荒井字畑中31-1
Tel. 022-369-3070 Fax. 022-369-3070
http://www.zi-box.net/
代表者
代表取締役 栗村 洋一
資本金
360万円
創業設立年
2006年

(2016年1月取材)

大切なのは「想像力」!自分から動ける人を求む!

栗村 洋一

代表取締役
栗村 洋一

私は、仕事、人生、全てにおいて「想像力」をキーワードにしています。 自分の行動がどんな結果をもたらすのか、または望む結果にするために自分がどう行動すべきなのか。しっかり考えて、予測を立てることが大切だと考えています。
岩壁に手足をかけて少しずつ登るクライミングには、想像力が必要です。一般的には特殊で危険なスポーツだと思われていますが、登ることによる危険性や体力の消耗を考え、最悪の事態を回避するための想像力を働かせることができれば、実は危険度の低いスポーツなのです。
仕事にも同じことがいえます。失敗を想定することはもちろんですが「会社をもっと良い状態にするために、自分は何をしたらいいのか」という発想も重要です。そのためには、今までの人生で得た学びを、実社会で生かすことが大切。仕事は与えられるものだと認識している人が多いですが、私はそう思いません。経験を知識として蓄え、実際の行動としてアウトプットする。自ら考えに基づいた行動が、仕事をする人間に必要なことだと思っています。だから私も「さまざまな経験をして、想像力による自発的な創意工夫ができる人」を求めます。
仕事の内容は、お客様のご案内やクライミングスクールの講師など、インストラクションが主ですが、クライミングの技術がなくても問題はありません。受付業務やグッズの販売、施設の掃除など、あらゆる角度からジムを、そして会社を、もっと良く変えていきたいという意思を尊重します。自分の意見を自由に主張できる、型にはまらないところが魅力の仕事です。固定観念にとらわれず、自分のやりたいこと、やれることを明確に持っている人は楽しく働けると思います。

業務内容

クライミングに関する仕事を幅広く!

現在の主な事業は、クライミングおよびボルダリング施設(ジム)の運営です。高い壁を、ロープやハーネスをつけて登っていくクライミング、人工の低い壁に取り付けられたホールドに手足をかけ、身一つで手軽に登れるボルダリング。どちらもズィーボックスで練習することができます。初めてクライミングにチャレンジする人に「どうしたら上手に登れるようになるのか」を、一から教えるスクールレッスンを開講。小学生から大人まで、さまざまな年代のお客様に登り方をレクチャーしています。その他に、クライミングに関する新規事業を起こしたい人へのコンサルティング事業、ジムやイベントなどで使用する掲示物・ホームページのデザインのほか、クライミングのウェアやグッズの販売も行っています。

企業の特色・強み

愛を持って、安全と快適を提供!

「安全、衛生、愛」が栗村さんのこだわりです。スポーツを楽しむうえで、安全面の確保は当たり前。お客様が入りやすいジムの雰囲気を出すために、毎日の清掃は欠かしません。クライミングの時にすべり止めとして粉を使用したり、専用のシューズの跡がついたりと、ジムは汚れやすい場所なんだそうです。他の施設では「どうせまた汚れるから」と、そのままにしておくようなところでも、綺麗に保つ努力を怠りません。しかも、全国のクライミング施設としては、初めてシャワー室を完備。衛生面には特に気を使っています。車や地下鉄でもアクセスしやすい立地にジムを構えたのも、すべては「快適に楽しんでほしい」という、栗村さんのお客様に対する真心なのです。

将来のビジョン

さらにクライミングを広めたい!

クライミングというスポーツは、近年注目を集めるようになってきました。ワールドカップでの目覚ましい日本人の活躍も、静かなブームの理由だそう。しかし、「まだ知名度が高いとはいえません」と栗村さん。クライミングの魅力を伝え、広めていきたいと強く願っています。
近々仙台の繁華街にジムをもう1店舗展開する予定だそうで、アクセスしやすく、気軽に通えるジムを目指しています。長期的に力を入れたいのはコンサルティング事業。一昔前に比べると、全国的にジムが増えてきたものの、人手不足を補うためにアルバイトを採用したりと、クライミングの専門知識を持ったインストラクターが少ない点が問題だそうです。今後は指導側の人材育成のために、セミナーなども開催していきたいと話します。

わたしの出番!

自然体で楽しめる仕事

わたしの出番!

庄司 昌子さん
恥ずかしいので後ろ姿

ズィーボックスでアルバイトをして7年になります。主な仕事はジム内の掃除、開店準備や利用者の受付などです。短時間体験コースの内容や基本的な登り方などを、お客様に案内することもあります。自分自身も初めは客として見学に来て、興味を持ち、登り始めました。通っているうちに「何かお手伝いできませんか」と申し出たのが働くきっかけでした。ボルダリングも仕事も、気楽にマイペースにできるところが自分に合っているのかもしれませんね。常連のお客様や他のスタッフと和やかにおしゃべりできる居心地の良い空間も、仕事での楽しみの一つ。女性として無理なく働ける仕事を、この先も続けていきたいと思っています。

マイ・パートナー

毎日の風景を切り取るカメラ

マイ・パートナー

栗村さん愛用の一眼レフカメラ

栗村さんのマイ・パートナーは「カメラ」です。一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラ、スマホのカメラの3種類を使いこなします。それぞれ、仕事でもプライベートでも欠かせない相棒です。仕事では、開催したイベントやクライミング大会の様子を記録したり、ポスターやホームページデザイン用の素材を撮影したりと一眼レフが大活躍。プライベートでは、日常の風景をデジカメやスマホに収めます。「観察が好きなんです」という栗村さん。繰り返しのような毎日のなか、自分にも周りにも必ず小さな変化がある。そんな瞬間をとらえるのが至福だそうです。写真を見せてもらうと、雪解けの水たまりに映る青空、手づくりしている自慢のお弁当、栗村さんがレンズ越しに見ている日常が写っていました。

先輩の声

自分にとって楽しい仕事を選びました

先輩の声

松田 恭典さん
社員

普段はお客様が登るコースの考案、スクールの指導役をしています。壁や施設のメンテナンス、ショップの経理や管理も私の仕事です。
趣味でズィーボックスに通っていたところ声をかけられ、前職を辞めて入社しました。仕事は自分がやりたいと思えるか、楽しめるかどうかが大切ではないかと思います。今後はクライミングが有名なスポーツとして認知されるよう、魅力を伝えていきたいです。

この記事を書いた学生記者

初めての世界に触れるとき、とてもわくわくしますが同時に不安もあります。ジムを訪れたのは初めてでした。一面にカラフルな石(ホールド)がついた大きな壁が、ぐるっと室内を取り囲みます。外観からは想像もつかない内装は、ちょっとした異空間にも思えます。クライミングを知らない人は、確かに敬遠してしまいそう。しかし、ズィーボックスには大きな窓ガラスがあり、中が見えるようになっています。外からでも興味を持ってもらえるように、ジム内の様子がわかりやすいように。他のジムは壁面積を増やすため窓をもふさいでしまうそうです。ズィーボックスはお客様の視点に立ち、お客様と共に楽しむことを大切にしていると感じました。「入りにくい」と感じるお客様の不安のことまで考え、「最初の一歩」を応援しているのです。最大の魅力は仕事を楽しむスタッフと、ジムに通うお客様の距離が近いところです。スポーツを通してお客様との触れ合いや繋がりを見つけられる現場だと感じます。(小林 奈央)