業務内容 幅広い事業で、地域への貢献を
ソフトウエア開発が主な業務です。受託開発でさまざまなシステムの開発を手がけています。首都圏企業の案件も多く扱っており、仕事の地理的制約が少ないのはIT企業ならではといえます。「高いスキルを持った開発者の存在が会社の強み」と語る中嶋社長。社独自のネットショップも運営しており、地域の伝統工芸品を含むクラフト商品を扱っています。仙台市の依頼がきっかけとなって生まれた「こよみこけしシリーズ」は、企画から携わったそうです。伝統の継承のために、魅力発掘と商品のPRで貢献を目指しています。他にも人材不足といわれるIT業界の採用活動支援や、医療におけるITシステム導入支援、ペット事業なども手がけ、事業の幅広さが会社の特徴です。社会的なニーズのある事業を通して地域への貢献を、という中嶋社長の信念が表われています。
将来のビジョン 柔軟にチャレンジを続けながら、柱となる事業を見出し育てる
システムエンジニアやプログラマーに、幅広い活躍の場を設けたいという思いから、多業種に柔軟に取り組んできたという中嶋社長。それを可能にしているのが、社内ベンチャー制度です。意欲ある人材が、やりたいことに手を挙げ、自ら事業をひっぱっていく。会社としてその事業をバックアップし、個々の社員のスキルが生かされることが狙いです。首都圏企業とのECサイトシステム開発事業も社員の意思で始まり、事業部が立ち上がりました。事業部別の採算制度も特徴の一つで、これにより事業ごとの収益が明確になり、見通しが立てやすくなるそうです。一方で事業を幅広く手がけていると、リソースが分散してしまうデメリットもあるといいます。幅広い事業にチャレンジしながら、今後は「ソフトウエア開発と並ぶ会社の柱となる事業を育てていきたい」と語ってくれました。
こんな人材を求めています 自ら学び、お客様のニーズを感じ取れる人
まず欠かせないのが、自ら学ぶことができる人であることです。IT技術は日進月歩で、常に新しいトレンドやノウハウを学ぶ必要があります。自ら学ぶ姿勢を持つ人でないと、開発者としては大成しませんし、何より仕事が苦痛なものになってしまうでしょう。選考の際は、自発的に学び、吸収しようとする姿勢を持っているかを重視しています。そしてソフトウエアの開発やウェブサイトの構築といった仕事は、一人だけでできるものではありません。報告・連絡・相談をしっかり行える、仲間とのコミュニケーションが図れることも必要な力の一つです。ただ、仲間に遠慮して結果的にサービスの質が下がってしまうようでは元も子もありません。お客様のニーズを誠実にキャッチし、よりよいサービスのために努力する姿勢が大切だと思います。
学生の皆さんはぜひ、今しかできないことに挑戦してみてください。例えば資格をとることや語学を学ぶことなど。社会人になれば、自分の時間は限られてしまいます。私も、ストレスや不安を抱えながらの海外での生活が、巡り巡って現在の自分の財産になっていると感じます。さまざまなことに興味を持ち挑戦してみることは、人として成長する経験を与えてくれます。