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株式会社 ヒロセ
卸売業、小売業〔仙台市若林区〕

情報力との闘い

株式会社 ヒロセ 株式会社 ヒロセ
所在地
〒984-0015 仙台市若林区卸町1-3-7
Tel. 022-235-2231 Fax. 022-232-1696
www.hirose-jp.com
代表者
代表取締役社長 菅井 伸一
資本金
2000万円
創業設立年
1945年

(2017年9月取材)

菅井 伸一

代表取締役社長
菅井 伸一

お客様への信頼と実績

創業が1945年と、終戦の年からの会社です。ものがない時代だったからこそ、その時の廃タイヤを溶かして、新しくタイヤを作るというタイヤ再生事業から始まりました。さまざまなゴム製品の再形成をするなかで、長靴をつくることにより、靴の取り扱いを開始しました。
靴専門店への卸売業だけでなく、新たな市場への販売スタンスも取り入れています。国内外のシューズブランドの販売も、約30年の実績を重ねてきた株式会社ヒロセでは、およそ50ものブランドを取り扱っています。紳士靴、婦人靴、医療用靴、子ども靴など、多彩な商品群を取り揃えており、仙台市内に自社倉庫を複数保有していて、在庫管理を行っています。急な注文にも即納出荷の対応ができる体制が整えられているのが、お客様への信頼につながっています。

採用情報
※ 直近の採用人数
2015年 1名
2016年 2名
2017年 1名

事業内容 情報力の戦い

靴の卸売業を主としているヒロセでは、現在3つの事業を手掛けています。1つ目はスポーツ用品店やアパレルなどの専門店との取引き。2つ目は、ホームセンターやスーパーマーケットなど、靴以外の商品も販売している量販店との取引き。3つ目は、自社で小売り事業を立ち上げています。これは現在、東日本内に11店舗あるそうです。
札幌・盛岡・東京の各営業所へ、社員の出張回数が多く、南は関西までの販売エリアを持っているヒロセでは、その地域での動向を現場で捉えて、お客様からの情報やメーカーからの情報とあわせて商品の販売に取り組んでいます。そのため毎日新鮮な体験ができるのが醍醐味です。物流業で一番大切なのが情報の流れであり、その土地に足を運んでいる社員は、半年先のトレンドをおさえてきます。そのトレンドに対して、どれだけビジネスプランを構築していけるかは、その情報力がものをいうそうです。

将来のビジョン 半年後の未来が分かる

皆さん、「未来が分かる」と聞くとどんなイメージを持ちますか。そんなのありえないと思いますか。私たちは半年後の流行を作る仕事をしています。情報の流通。商品がいくらの価格で流通されるのか、何が流行るのか業界全体の半分は大体決まっています。もう半分はと言いますと、その半分にオリジナリティーを織り込むのです。私たちは3つのテーマ(ボリューム、ブランド、クラフト)を設定し、ビジョンとして、「これからの市場を作っていきたい」と考えています。具体的には「商品の取り扱い」、「商品開発」です。商品だけに限ったことではなく、物には限りがあります。ダムをイメージしてみてください。限られた水を限られた場所へ届けようとする時、一気に放出してしまっては決壊してしまいますよね。ですから、情報の流れを調整することで、必要としている人に必要な分だけの情報が届けられるような市場を目指しているのです。

求める人材像 遊んでいる人、視座が違う人

自分なりの「視座」を持っている人を求めています。例えば人であらわすと、自分と身長が違う人が観る世界は角度が異なりますよね。それと同じように、ヒロセにはそれぞれ異なる視座を持っている人がいます。また、「遊んでいる人」も求めています。具体的には好きなことを徹底的に、楽しんでいる人のことです。私の場合だとアウトドア、特に旅をすることが好きなので、結構野宿をしたこともあるんですよ。その際の名残りか、今ではたまに寝る寝袋の方がベットよりも居心地がよく感じる時もあります。好きなことを極める、これなら誰にも負けないと思えるものを持っている人を歓迎します。よく雰囲気が似ている人が多いと言われるのですが、個人個人でみたらかなり個性派ぞろいです。物事の考え方、捉え方が異なる数が多ければ多いほど楽しい環境になっていくので、これからもそのような人が増えればいいなと思います。学生時代は遊んでおく、そしてどんな仕事にも少しでも関心を持って視座を高めてください。

求める人材像

個性派ぞろいの社内

ポイント
  • 自分なりの「視座」を持っている人
  • 好きなことを徹底的に、楽しんでいる人
WISE記者の企業体験記

箱の中の靴

普段の生活ではあまり見ることがない、靴修理の現場を見学させていただきました。外からでも内部が見える作りの部屋で、透明感あふれる空間でした。中には2人の方が作業を行っていて、靴底の修理の一部を見させていただきました。一言で靴と言っても、部位がいくつかに分かれていて、修理の一つ一つが手作業で細かかったです。作業中の社員の集中力はすさまじいもので、まさに職人と呼べる光景でした。ちなみに靴づくりに資格はないものの、一人前になるまでは時間がかかるとのこと。修理に半年、つくるのは2年ほどかかるそうです。社屋の一階に展示されている靴の輝きは、この手間暇がかかっているから、こんなにも一足一足が輝いているのだろうなと感じました。その後、事務所、靴の倉庫を菅井社長に案内していただきました。特に倉庫では、数えきれないほどのダンボ―ルが山になって置かれてあり、普通に靴屋さんでは見かけない大きさのものばかりでした。フロアは5階まであり、婦人用から輸入された外国のものまであります。移動用エレベーターがあるとはいえ、見学で回った階ごとに社員がいて、管理にあたっては作業を分担しないといけないほど大変だということに驚かされました。棚に置くにしても手作業なので、多くの人の力を経て保管されているのでしょう。商品である以上、何が流行になるかを予測し、仕入れの数を調整するなど、当たり前ですがこれほどの量になると、失敗は許されないビジネスであることを目の当たりにした気分になりました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

社風について

地方に営業所があるため出張が多いとのことで、社風が気になり聞いてみました。業界が流行を重んじるため、その地域の風土などが違うと話が出来ないそうです。出張の場合、多くの職場の方はショールームなどに行かれるみたいですが、ヒロセは違います。その場所のオリジナル、例えば観光地に行ってもらいたいと菅井社長。日当は出すから、仕事とは別に1泊観光してほしい、有名なものを食べてその土地の文化を知ってほしいという思いからだそうです。これも、やはり社員ごとに視座の違いが出るそうで、社員一人ひとりをよく見ていると感じると同時に、視座を広げるためのチャンスを与えてくれる菅井社長の懐の広さが分かりました。

ここが知りたい1

地方出張で視座を広げる

今から約半年後に流行っている色は

WISEが発刊される2018年2月に流行っている色が気になり聞いてみました。ビビッドカラー、具体的にはイエロー、オレンジ、ブルーといったナチュラル、エレガント系が予測されているそうです。素材はポリエステル系とのこと。靴もファッション全体に関わるとのことで、洋服との兼ね合いも重要になるそうです。靴は勿論、服飾まで見ていることに驚かされました。教えていただいたからには、流行に乗り遅れないようにしたいです。

ここが知りたい2

流行を作り出す仕事

先輩の声

働きやすい職場環境

加茂 喜章 販売部

大学時代はアパレル会社のアルバイトをしていました。学校での勉強ももちろんしましたが、自分で学費を払っていたのと、服が欲しいこともあり、アルバイトに熱を注いでました。就職活動を始めた時も、服飾系しか頭の中にはありませんでした。また、地元である仙台で働きたいという思いも片隅にありました。たまたまヒロセの求人を見つけた時に、靴の卸売に興味を持ってお話を聞きに行き、ここなら自分の居場所になりそうだと思い入社しました。
ヒロセの魅力は「自由」なところです。社員はそれぞれ自分の働きやすい服装をしていて、一人ひとりの個性を大事にしてくれるのがいいところだと思います。もちろん仕事上でのTPOはわきまえますが、個性を大事にしてくれている分、いろいろな視座があって、「そういう見方があるんだな」と気づかされることも多々あります。それは仕事にもつながっていて、情報の共有と、お客様の求めるご提案への発信につなげていきます。
仕事のやりがいを感じるときは、「加茂さんが提案してくれた商品構成にしてよかった。おかげで新しい顧客と売り上げも作ることができた」とおっしゃっていただけたときです。対会社としてだけでなく、取引先の方や経営者と、個人的にも絆ができると、より仕事の励みにもなります。

先輩の声

加茂 喜章 販売部 ブランドシューズバイヤー
東北学院大学 法学部法律学科卒

加茂さんの1日

9:00朝礼後、デスクワーク 
11:00部門営業ミーティング
12:00昼食
15:00取引先メーカーA担当者来社・打ち合わせ
17:00取引先メーカーB担当者来社・打ち合わせ
19:00デスクワーク 出張準備
20:00退社
22:00夕食

取材の感想

佐藤 佳奈佐藤 佳奈 宮城学院女子大学 3年
創業から現在に至るまでのインタビューから始まりました。お話を伺わないと見えてこない点が多くあり、苦労の跡が見受けられました。ヒロセでは実績の積み重なりや相手方への取引をスムーズに行える点、商品を提供するために、社員がリサーチをきちんとしていることがお客様からの信頼を得ている大きな要因だと感じられました。社員一人ひとりのパーソナルを大切にしていることも、働きやすい環境だと思いました。

大村 章仁 大村 章仁 尚絅学院大学 4年
菅井社長は好んで「視座」を口にされていました。私はあまり聞き慣れていない言葉だったので漢字の意味も分かりませんでした。しかし、菅井社長の例え話が分かりやすくて、なるほどと思えるようになりました。一人ひとりに個性があるように違った角度から見ると違った世界が見えてくるとの考え方は、辛い時期を乗り越えて今日まで至るヒロセさんならではだなと思います。

  • 佐藤 佳奈 宮城学院女子大学 3年 佐藤 佳奈 創業から現在に至るまでのインタビューから始まりました。お話を伺わないと見えてこない点が多くあり、苦労の跡が見受けられました。ヒロセでは実績の積み重なりや相手方への取引をスムーズに行える点、商品を提供するために、社員がリサーチをきちんとしていることがお客様からの信頼を得ている大きな要因だと感じられました。社員一人ひとりのパーソナルを大切にしていることも、働きやすい環境だと思いました。
  • 大村 章仁 尚絅学院大学 4年 大村 章仁 菅井社長は好んで「視座」を口にされていました。私はあまり聞き慣れていない言葉だったので漢字の意味も分かりませんでした。しかし、菅井社長の例え話が分かりやすくて、なるほどと思えるようになりました。一人ひとりに個性があるように違った角度から見ると違った世界が見えてくるとの考え方は、辛い時期を乗り越えて今日まで至るヒロセさんならではだなと思います。