WISE:Work-style Information by Student's Eye

新プロジェクト「WISE」始動!
学生による学生のための
地域企業情報誌&WEBサイトを作ろう!

株式会社 丸山運送
運輸業、郵便業〔仙台市宮城野区〕

お客様にとって一番の運送を提供します

株式会社 丸山運送 株式会社 丸山運送
所在地
〒983-0001 仙台市宮城野区港4-1-2
Tel. 022-258-0665 Fax. 022-258-0889
www.the080.co.jp/
代表者
代表取締役 三浦 一夫
資本金
3,000万円
創業設立年
1962年
受賞歴等
2000年 ISO9001認証取得
2013年 ISO14001認証取得

(2017年8月取材)

三浦 一夫

代表取締役
三浦 一夫

社員がやる気をもって、楽しんで働ける会社です

常に社員の士気向上を図り、社員がやる気を持ち、楽しんで働ける職場を目指しています。具体的な取り組みとしては、「ほめ達!」検定とロゴマークの導入があります。
「ほめ達!」検定とは、日本ほめる達人協会が実施している、褒める力を学ぶ検定で、株式会社丸山運送は、その仙台支所になっています。これにより、些細なことでも互いに褒め合い、相手を認める社風を作っているのです。
また、ロゴマークの「The 080」は、数字のゴロで「まるやま」を表していて、ホームページやテレビCMに登場させています。ロゴマークを制作した理由は、ブランディングを意識したもので、業界内での独自性や認知度を上げるだけでなく、社員の意識を変え、家族を安⼼して送り出せる会社にするためだそうで、半年ほどで効果が出始め、ある社員のお子様からは、会社に訪れてみたい、という声をいただいたそうです。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 0名
2017年 2名

事業内容 お客様のニーズに幅広くお答えする、マルチな会社です

企業を相手に、国内輸送と国際輸送、倉庫保管、流通加工、輸出梱包、通関業務を⾏っています。国内の輸送は東北内の物流と、東北から関東を結ぶ物流が中心ですが、まれに関西以西にも荷物を運ぶことがあるそうです。長距離輸送を請け負う際には、運行予定がドライバーの負担にならないよう、常に気を遣っていると話します。
お客様から預かった荷物は、一旦は倉庫に保管されます。3,700坪ほどもある倉庫では、入庫から保管、梱包、出庫まで全てが行われています。梱包には専門の職員を配置し、貨物へのダメージを防いでいるそうです。
また、運送に関わるあらゆる業務にも対応できます。例えば貨物を輸出入する際には、海外現地での輸送手配、船の手配、飛行機の手配、通関、梱包、保管、国内輸送手配といった幾つかの工程があり、従来はそれぞれ別々の業者が担当しているのですが、丸山運送では全てドア・ツー・ドアで⼀括管理できます。これを国際複合一貫輸送と呼んでいて、⼤幅なコストダウンとスムーズな連絡を実現し、丸山運送の強みになっています。

将来のビジョン いつ、何時、何があってもブレない事業を

苦竹に新規の事業所を取得しました。そこは以前、読売新聞印刷工場で使っていた建物で、とても頑丈な作りになっています。この場所に目をつけたきっかけは、東日本大震災でした。
津波の直撃を受けましたが、幸いにも⼈的被害が無かったことで、1週間程で通常業務の準備が整いましたが、ドライバーの居場所や車両を駐車するスペースを確保するのには大変な苦労を致しました。当時の教訓、そして事業継続計画:BCP(Business Continuity Plan)的な観点からも本社のバックオフィスの重要性を痛感していたところ、望んでいた施設が売却されることを知り、購入に至りました。 この施設は、あくまでもバックオフィスですので、普段は使用しないため、貸しオフィスやドローンの屋内練習場として、民間に提供していく案も検討中です。

求める人材像 会社・仕事はみんなで良くしていくもの

私たちは「自分が経営に携わっている」と実感することを大事にしています。全社員が経営に参加することで主体性が生まれ、そのことが社員満足へと繋がります。仕事が楽しいと感じることで、全社員の力が発揮されると考えています。
私が一番求めている人材は「チームとして仕事を楽しんでくれる人」です。仕事は楽しければすべて上手くいくとは限りませんが、楽しくないと上手いかないのです。
「ほめる達人=ほめ達」という言葉をご存知でしょうか?
一般社団法人日本ほめる達人協会というところが、「ほめる」素晴らしさを伝え、「ほめる達人」輩出のために行っている取り組みで、検定を受けることで「ほめ達」の称号を得ることができるシステムです。3級、2級、1級と分かれています。当社では、さらなる円滑な企業運営のために、社員全員で受講し続けています。その効果を同業他社はじめ企業経営者に広く知って頂くために、2017年8月に、「ほめ達・仙台支所」として立ち上を決めました。心の底から相手の良さを見いだし、あらゆるものから価値を発見できる、そんな人にぜひ入社してもらいたいですね。

求める人材像

経営理念を説明する三浦代表

ポイント
  • チームとして仕事を楽しんでくれる人
  • 相手の良さを見出せる人
  • あらゆるものから価値を発見できる人
WISE記者の企業体験記

一貫輸送を支える共存共栄

駐車場には『丸山運送』のブランド文字「the080」や「Maruyama」の⽂字が描かれた、青と白のカラーのトラックが整列していました。そのトラックは見た目にも大きく、総重量4tから20t対応のものまでありました。さらには食品や精密機器など、それぞれ輸送品の品質管理に合わせた特注のトラックが数多くありました。
私たちは、普段乗る機会がないだろう4tトラックの運転席に特別に座らせてもらいました。車体は言うまでもなく高く、広く見渡すことができました。素人目にもこの感覚の運転には慣れとコツ、そして長距離・地場の運送での持久力が必要だろうと感じました。
敷地内には日本だけでなく海外から届いたと思われる国際海上コンテナがたくさん積まれていました。一貫輸送を得意とする丸山運送でも、輸送行き来の際に空運行など無駄をなくすために、車両や積荷を他社と共有しているそうです。物流業界では、こうした効率化のために、各国・競合とも共存共栄のシステムが構築されています。
倉庫では、私たちがスーパーや家電量販店でよく見かける商品を、段ボールに入った形で見つけることができました。これらは発注元からの出庫要請まで長期保管をするものから、一時保管のものまで、この広い倉庫内でも慌ただしく管理・調整されています。そのため、誤出荷などを防ぐバーコード管理が作業員のもとなされていました。私たちの手元に届く商品も、いまや海外輸送のものが多い中、丸山運送には徹底した安全・安心のシステムがありました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

インナーブランディング

丸山運送では現在、会社のテレビCMを放映しています。CMやSNSなどの広告は、企業が消費者を相手に放映するイメージが強いですが、丸山運送のように、企業を相手に取引を行う会社がCMを放映するという取り組みをするのには、どのような意図があるのか気になり聞いてみました。
「あのCMは、実は顧客獲得のためにやっているものではないんですよ」と、三浦代表。社員にとって何が大切なのか、それを考えたときに“家族や子供に誇れる会社になること”であり、その為にも社員自身が姿勢を正していくことが大事であるという思いでCMをつくることにしたそうです。
その結果、CMを観た子供に「お父さんはこういう会社で仕事をしているんだね」と興味を持ってもらえ、社員の意識が変わってやる気に繋がった事例が数多くあるようです。
このように丸山運送では社員の士気向上、いわゆるインナーブランディングに力をいれており、「the 080」というロゴも、その取り組みの一つだそうです。社名をそのまま表記するだけでなく、語呂で「まるやま」を表すthe 080とし、制服や会社HP、さらには一部車両に表記することで、企業に掲げる理念や特性を目で見える形にし、同業他者とイメージや信頼感を明確に差別化する狙いがあるそうです。ちなみにthe 080 ブランドは「理念の統一、行動の統一、視覚の統一」の3要素からなると教えてくださいました。

ここが知りたい1

社員が考えた標語

震災時の迅速な対応

業界内では企業間の競争はもちろんありますが、同時に協調も図られているようで、お客様優先のスタンスはどこも変わらないために、発注に対して自社の保有するトラックが不足しているときは、同業社同士で補い合うことも多いそうです。このように常にさまざまなところと連携をとっているからこそ、他社からのサポートも受けながら、震災後驚くべき速さで普及に向かえたといえます。
震災後は確実に輸送できる手段として、トラック輸送のみならずJRでの輸送も開始したそうで、これはトラックドライバーの長時間労働の回避に役立っているということです。

ここが知りたい2

丸山運送が保有するトラック

先輩の声

広く世界と東北地域とつながれる場所

櫻井 颯哉 物流センター運営G

本社敷地にある倉庫内で、東北各地に輸送予定のあらゆる商品の保管、検品、出庫依頼業務などを全般的に行っています。1階は1,350坪、2階は1,840坪の広いスペースには、長期的に保管が必要な商品や短期的に入出庫を行う商品が置かれ、管理や調整が常に徹底されています。学生時代はカヌーに精を出していたこともあり、体をよく動かすこの仕事に興味を持ちました。仕事となるとまた違った力を使うことになりますが、世界とつながり、東北地域の物流の拠点として安全・安心を作り出す仕事に、今は魅力を感じています。また三浦社長をはじめ、親しみのある社風も魅力のひとつだと思っています。事務所や倉庫のよく目に入るところには、社内で募集・選出した標語が貼られています。これによって部署や立場が関係なくとも、同じ社の一員として共通の目標を持つことができますし、自分としての目標も定めやすくなっている気がします。今年の春に入社したばかりで、今はまだ先輩に従いながら仕事を覚える毎日です。今後、一人前として自分ができる仕事を増やすためにも、フォークリフトなどの資格取得にも励んでいきたいです。

先輩の声

櫻井 颯哉さん
宮城県鹿島台商業高等学校

櫻井さんのオフショット

仕事に慣れるまでのしばらくは、仕事が終わってから家に着いてすぐ寝てしまうことが多かったです。ですがだんだんと、仕事にも疲労にも慣れ、自分に合った休みの取り方も覚えてきました。休みの日には小学校から仲のいい友人と、ツーリングに行くのが楽しみの一つです。松島までの海岸沿いを風に吹かれながら走るのはなんとも、気持ちがいいものです。今はまだ原付バイクですが、やがては大型バイクに乗って走りたいと思っています。目的地も北海道など、遠く足を運んでみたいです。

●●さんのオフショット

趣味のバイク

櫻井さんの1日

8:00始業
8:25部署ごとの朝礼
9:00コンテナ荷おろし
12:00お昼休憩
13:00仕分け作業
15:00自分ができる補充・追加業務
17:00終業

取材の感想

菅野 雄哉 菅野 雄哉 東北大学 2年
今回の取材は、まず第一に緊張しました。というのも、企業の方と一対一でお話をさせて頂くのは初めてだったからです。取材に行く前は、なんとなく怖いイメージを持っていて、正しい敬語とマナーで取材ができるかが不安でした。でもいざ訪問してみると、社員の方が笑顔で丁寧に対応してくださり、柔らかい雰囲気で取材を進められました。ただ、マナーの面や会話の続け方で反省点が多かったので、次回に生かしたいと思います。

及川 裕未 及川 裕未 宮城学院女子大学 4年
一貫輸送を得意とする丸山運送であっても、業務の効率化・余分不足を補うためには、取引先企業や競合会社との密な連携がなくては物流が成り立たないのだと知りました。広く世界へ、地場を支える東北の拠点として安心・安全輸送は、これからの時代ますます求められていくでしょう。取材を終え私は、今後あらゆる商品の受け取り手側として、いろいろな場所と手間を経由した先に今があるのだと感謝して物を受け取りたいです。

山石 有希 山石 有希 東北学院大学 3年
私がまず驚いたのは「社長室がない」ことです。常に社員の働きを間近でみたい、という思いを持つアットホームな人柄の代表の下だからこそ、社員は力を発揮できるのでしょう。
また、倉庫を拝見させてもらった際にはおびただしい数の商品がありました。社員の人は1日かけて仕分け、運送していきます。普段当たり前のように身の回りに溢れているものも、必ず誰かの手を経ているということに気づかされました。

  • 菅野 雄哉 東北大学 2年 菅野 雄哉 今回の取材は、まず第一に緊張しました。というのも、企業の方と一対一でお話をさせて頂くのは初めてだったからです。取材に行く前は、なんとなく怖いイメージを持っていて、正しい敬語とマナーで取材ができるかが不安でした。でもいざ訪問してみると、社員の方が笑顔で丁寧に対応してくださり、柔らかい雰囲気で取材を進められました。ただ、マナーの面や会話の続け方で反省点が多かったので、次回に生かしたいと思います。
  • 及川裕未 宮城学院女子大学 4年 及川裕未 一貫輸送を得意とする丸山運送であっても、業務の効率化・余分不足を補うためには、取引先企業や競合会社との密な連携がなくては物流が成り立たないのだと知りました。広く世界へ、地場を支える東北の拠点として安心・安全輸送は、これからの時代ますます求められていくでしょう。取材を終え私は、今後あらゆる商品の受け取り手側として、いろいろな場所と手間を経由した先に今があるのだと感謝して物を受け取りたいです。
  • 山石 有希 東北学院大学 3年 山石 有希 私がまず驚いたのは「社長室がない」ことです。常に社員の働きを間近でみたい、という思いを持つアットホームな人柄の代表の下だからこそ、社員は力を発揮できるのでしょう。
    また、倉庫を拝見させてもらった際にはおびただしい数の商品がありました。社員の人は1日かけて仕分け、運送していきます。普段当たり前のように身の回りに溢れているものも、必ず誰かの手を経ているということに気づかされました。