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株式会社 manaby
医療、福祉〔仙台市宮城野区〕

自分らしく働ける社会を目指して

株式会社 manaby 株式会社 manaby
所在地
〒983-0852 仙台市宮城野区榴ヶ岡1-6-30 ディーグランツ仙台ビル7階
Tel. 022-290-6026 Fax. 022-355-9776
http://www.manaby.co.jp
代表者
代表取締役社長 岡﨑 衛
資本金
5,599万円(資本準備金も含む)
創業設立年
2016年
受賞歴等
2017年 「東北アクセラーター2017」共感賞受賞
2018年 「第21回七十七ニュービジネス助成金」受賞

(2018年10月取材)

岡﨑 衛

代表取締役社長
岡﨑 衛

新たな選択肢を作る

manabyは「一人ひとりが自分らしく働ける社会」を目指して、障害のある方を中心に就労移行支援を行っています。
岡﨑社長はmanaby設立前から、障害者の就労移行支援を行っていました。そのときの利用者に、アプリの作成、動画編集ができるなど、エンジニアとして優秀なスキルをもっている人がいたそうです。しかし、人とのコミュニケーションが苦手で就職できず、最終的に紹介したのが清掃会社での仕事でした。そのとき「一人ひとりに合った仕事を紹介できず、本当に就労支援の意味があるのだろうか」と感じました。そこで、障害があっても自分らしく働ける社会を作りたいとmanabyを設立したと話します。
苦手なものを無理に改善しなくてもいい、しかし、自分の興味のあるスキルを高め、仕事につなげる。このように新たな選択肢を作ることで、自分らしく生きることができると考えているそうです。

採用情報
※ 直近の採用人数
2016年 6名
2017年 14名
2018年 14名

事業内容 働きたくても働けない人をゼロにするためのサービス

「働きたくても働けない人」の就労支援を行っているmanabyでは、独自のeラーニングシステムで、ITスキルを学ぶことができるので、家から出ることが困難な人でも在宅でスキルを身につけて、働くことが可能です。在宅という選択ができる、これがmanabyの最大の特徴です。その後、就労時のサポートから就労後の定着まで、しっかりとサポートをしているそうです。このようなサービスを障害のある人に提供してきたそうですが、障害がなくても自分らしく働けていない人がいると感じ、2018年の6月からは障害の有無に関係なくサービスを提供することを始めています。
また、2018年の8月に「manabyCREATORS仙台」を立ち上げました。manabyCREATORS仙台では、webメディア作成を行います。障害のある人が、自分の興味のあること、世界観、知識を文章や音楽、絵などで表現し、発信していくそうです。

将来のビジョン 現状に満足せず、新しい価値を提案し続ける

現在、14事業所でサービスを展開していますが、ここに至るまでは簡単な道のりではありませんでした。新しいことを始めるときは、何事も受け入れられるのに時間がかかります。だからこそ、組織として目指すものを信じ、他者の意見を理解しながら改善していくことが重要です。在宅勤務に限らず、さまざまな働き方が提唱されるようになってきていますが、働くことに抵抗を感じているのは、障害者だけではないのが現状です。2018年度からは新事業として、障害者に限らず誰でも学べるプラットフォームをつくったり、経済的評価がされにくい表現活動を価値のあるものにする事業を進めているので、今以上にスピーディーに改善していきたいです。また、学生から大手企業、首都圏企業と対等に見られる会社に成長したいですね。「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というmanabyの存在意義に共感した学生の選択肢のひとつになればと強く願っています。

求める人材像 自分を尊重できる人、ポリシーを持っている人を求めています

求める人材像はおもに2つで、1つ目は、自分を尊重できる人です。manabyは「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションを掲げていますが、新卒、中途関係なく、フラットな対応をしています。組織を良くするには、社員の意見に共感するのは勿論、自分の意見を言うことも必要になってきますが、自信を持って発言するのは凄く勇気がいることだと思います。「尊重できる自分でいるために努力している人」「自分を尊重できるように努力している人」。どちらも、頑張っているからこそ見えてくるので大切にしてほしいです。
2つ目は、ポリシーを持っている人です。採用試験では、今の能力だけではなく将来性を見ています。とはいえ、すぐにポリシーを見つけるのは難しいです。そこから逃げるのではなく、見つけるための行動はできるので、なかなか見つからない人は、身の回りの小さなことから挑戦してみると良いですね。そこで大切になってくるのは、自分と対話することです。社会人になっても自分と対話する力は必要なので、学生のうちから訓練をしておくと良いと思います。

求める人材像

訓練エリアは個別ブースになっている。

ポイント
  • 新しいものをつくることに興味がある人
  • 自分の考えをしっかりと持ち発信できる人
  • 自分だけでなく、相手のことも尊重できる人
WISE記者の企業体験記

利用者同士のコミュニケーションで自分らしさを見つける

毎週土曜日に開催しているレクリエーション「サタレク」のアイデアを考えました。サタレクは、manabyの利用者同士のコミュニケーションを図るために行っているものです。
今回、私達が考えたのは「就活に役立つレクリエーション」。manabyの利用者が持っている力や、これから伸ばすべき力をふまえた上で、企画を考えました。その中で出たアイデアは季節のイベントに向けた飾りの制作や、短所を長所に変えるカルタ、自分史を作ってプレゼンするなど、1つの分野にとらわれず、幅広いアイデアを出し合うことができました。
スタッフは「どんな企画をすれば利用者が集まってくれるか」を常に考えながら、企画を考えています。楽しいイベントはもちろん、ビジネスマナー、パソコンの基本操作やWord、Excel、プログラミングなど、習得したスキルを生かせる企画にもどんどん挑戦するよう努めているのだそうです。今後は、過去のmanabyの利用者で、現在は就業中のOB・OGとの交流会も開催する予定です。スキルを身に付けるだけでなく、利用者同士のコミュニケーションの中で自分の意見を発信したり、他人の意見を聞くことが自信や発見につながり、自分らしさを見つけることにもつながっていると感じました。知識を吸収するだけではなく、 覚えたことを生かすことはレクリエーションの中でも実践できると強く思いました。

企業体験記 企業体験記 企業体験記
ここが知りたい

多くの人にサービスを届けたい

2016年に設立して以来、manabyは、自分らしく働きたい多くの人をサポートしてきました。多くの人に利用してもらっている要因の1つとして、事業所の多さが挙げられると思います。東北だけではなく、関東にも事業所があり、現在、事業所は14拠点にあるそうです。設立してから2年間で勢いよく成長しているmanabyですが、なぜこれほど早いペースで事業所を増やすのかを聞いてみたところ、岡崎社長は「一人ひとり自分らしく働ける社会をつくるというミッションを早く実現したいから」と話します。そのため、現状に満足はしておらず、もっと多くの人にサービスを届けたいと話してくれました。全国にいる自分らしく働きたい人をサポートするために、これからも事業所の拡大や、サービスの向上を図っていくそうです。

ここが知りたい1

関東にも事業所を展開している

定期的に行っている本部研修

manabyでは、全社員が集まる本部研修を定期的に行っています。本部研修を行う目的は「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションを実現するために、自分たちは何をするべきなのか、全社員の意識を統一することだそうです。普段は違う事業所で働いている社員と、交流するいい場になっているとのこと。同じ事業所で働いている人だけが仲間なのではなく、同じ目的に向かってmanabyで働く全社員が仲間であることを再確認することができるのです。本部研修は、全社員が集まるため、その日の営業は休まなくてはなりません。しかし、岡崎社長は、営業を休んでまでも開催する価値があると言います。manabyは、多くの人にサービスを届けるために、事業所の拡大をしており、たくさんの事業所があります。だからこそ、全社員が自分たちの目指す方向を再確認できる本部研修を大切にしているのだと思いました。

ここが知りたい2

本部研修の様子

先輩の声

会社の雰囲気に惹かれて入社しました

佐々木 萌

2018年の春に入社しました。本部の人事業務と利用者の支援員を担当しています。説明会の開催、求人媒体の選定、学生と接触できるイベントの開催、内定者のフォローなどが人事の仕事です。支援員としては、7人の利用者を受け持っていて、面談したり、訓練計画を作ったり、就職先を探したりしています。利用者とお話しするときは、傾聴の姿勢が大切です。今後の生き方を考えるにあたって、悩みの背景を細かくヒヤリングしなければならないからです。相手の話を全て受け入れた上で、夢を実現するにはどうすればいいか、提案するよう心がけています。利用者がやりたいことを見つけたとき、「学んだことが生かされているよ」と言ってくださったときに、仕事のやりがいを感じます。
学生時代は、人材業界や福祉業界に興味を持っていました。manabyを知ったのは、「福祉レボリューション」というトークイベントがきっかけです。座談会に行ったときに、社員が「それ良いね」と相手を受け入れあう姿に惹かれ、入社を決めました。説明会に参加したり、本社に足を運んだりして、人事以外の社員の様子を見ることが、就職活動では大切ですね。

先輩の声

佐々木 萌さん(東北大学文学部 卒)

仕事柄ついついやってしまうこと

障害のある人が作ったパンやクッキーが売られていると、嬉しくなって、ついつい買ってしまいます。福祉に興味をもって仕事にしているので、気になりますね。大学の購買でも売られていますよ。一見しただけでは分かりませんが、パッケージに「福祉施設で作られた」と書かれています。新鮮な野菜を使って、保存料を使わないなど、こだわりある商品ばかりでおいしいです。仕事ではなくて客として、買って楽しみながら貢献しています。

佐々木さんの1日

9:00出社/申し送り
10:00訓練開始
12:00昼食
13:00質問対応/面談
15:00訓練終了
15:30申し送り
16:00採用業務
18:00退社

取材の感想

菊池 みなと 菊池 みなと 東北芸術工科大学 3年
就労移行支援というサービスは、取材に伺うまで聞いたことがありませんでしたが、お話をお聞きする中で、利用者の方に必要なスキルを身に付けてもらうだけでなく「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションを掲げていることを知りました。世の中には障害がある人もいれば、社会に溶け込めず苦労している人もいます。将来、どんな職に就いたとしても自分と相手を尊重し、自由で多様な社会をつくる一員になりたいです。

菅野 雄哉 菅野 雄哉 東北大学 3年
岡崎代表と佐々木さんは、口をそろえて「相手を尊重し受け入れること」が大切だと言いました。対して私は、周囲の人を尊重できているかどうか、自信を持てません。普段の会話や話し合いなどで、相手の話を遮ったり、否定してしまったことは一度や二度ではないと思います。まだまだ傾聴力や寛容さが足りません。manabyの取材は、日頃の言動を振り返るきっかけになりました。

工藤 弘貴 工藤 弘貴 東北学院大学 3年
manabyで働く皆さんが、とても生き生きと仕事をしているのが印象的でした。
「自分らしく働ける社会を目指す組織として、manabyは、社員が自分らしく働ける環境でなくてはならない」と岡崎社長は話してくださり、社員が自分らしく働いているからこそ、会社が活気づくのだと思いました。
生き生きと働く社員の方たちの活気も、お客様がmanabyを利用してみたいと思う要因の一つだと感じました。

  • 学生 氏名 東北芸術工科大学 3年 菊池 みなと 就労移行支援というサービスは、取材に伺うまで聞いたことがありませんでしたが、お話をお聞きする中で、利用者の方に必要なスキルを身に付けてもらうだけでなく「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」というミッションを掲げていることを知りました。世の中には障害がある人もいれば、社会に溶け込めず苦労している人もいます。将来、どんな職に就いたとしても自分と相手を尊重し、自由で多様な社会をつくる一員になりたいです。
  • 菅野 雄哉 東北大学 3年 菅野 雄哉 岡崎代表と佐々木さんは、口をそろえて「相手を尊重し受け入れること」が大切だと言いました。対して私は、周囲の人を尊重できているかどうか、自信を持てません。普段の会話や話し合いなどで、相手の話を遮ったり、否定してしまったことは一度や二度ではないと思います。まだまだ傾聴力や寛容さが足りません。manabyの取材は、日頃の言動を振り返るきっかけになりました。
  • 工藤 弘貴 東北学院大学 3年 工藤 弘貴 manabyで働く皆さんが、とても生き生きと仕事をしているのが印象的でした。
    「自分らしく働ける社会を目指す組織として、manabyは、社員が自分らしく働ける環境でなくてはならない」と岡崎社長は話してくださり、社員が自分らしく働いているからこそ、会社が活気づくのだと思いました。
    生き生きと働く社員の方たちの活気も、お客様がmanabyを利用してみたいと思う要因の一つだと感じました。