Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、銀行などの”お金の管理方法”を改善するプロジェクトです。
現在、多額の資産を持つ人たちの取引情報は、秘密保持されたオフショア銀行などで管理できます。
しかし近年、その情報はリークなどにより公に出てしまうという事件も発生していますし、人為的なミスで情報が漏れてしまうということも懸念されます。
そこで今回は、Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)とはそもそもどういったコインなのか、またAidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の特徴や将来性について、必要とされている技術や信頼性という観点から解説します。
最後に、Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の購入方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
『仮想通貨を始めてみたい』方へ
日本国内には仮想通貨が購入できる取引所がいくつかありますが、個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができ、取引も簡単でわかりやすいです。日本最大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
仮想通貨を始めてみたい方は少額500円から購入できるコインチェックに無料登録しておきましょう。
コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座
※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。
仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)ってなに?

Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、手数料無料で使える匿名の仮想通貨です。
仮想通貨取引所では「ADK」という単位が使われます。Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、匿名性と手数料無料という特徴を生かして、タックスヘイブンによる資金管理の安全性向上を目指しています。
世の中には、税金対策のタックスヘイブンなどに使われる、いわゆる”オフショア銀行”が存在します。
パナマやケイマン諸島では、法人税も安いため、こういった国にペーパーカンパニーを作り、節税対策に使われているのが現状です。
あからさまな違法行為にはならず、グレーゾーンとして存在しています。
これらの銀行は、秘密保持を徹底しているため、誰のお金を預かっているといった情報は一切明かしません。
しかし、最近大きく取り上げられた”マナパ文書”では、このパナマにペーパーカンパニーを作り、節税を行っていた企業や投資家の情報がリークされてしまい、大きな混乱を招いてしまったのです。
絶対に機密を守られるということで、世界中の大手企業や、一国の首相クラスの人までが利用していたのです。
しかし、その秘密は”パナマ文書”というデータのリークによって大々的に取り上げられてしまったのですね。
また、スイスに存在するたくさんの小さな銀行も、秘密保持をしてくれるということで、タックスヘイブンの温床になっています。
※スイス銀行という名称をよく耳にしますが、実際にはスイス銀行というものは存在しません。
このような、タックスヘイブンに使われる銀行は、国の法人税も安いため、大きな売り上げを上げる大企業や、投資家、政治家までもが利用するほどの需要があり、それ自体を国の資金源として運営している国家もあります。
パナマ文書の流出が、双方にとってどれだけのインパクトだったかが分かりますよね。
いくら秘密保持をしていても、誰かが情報を管理していれば、データの流出は避けられないということになります。
また、人為的なミスが大きなリスクにもなりますし、意図的なリークがあればもちろん秘密保持なんて出来ませんよね。
しかし、データが暗号化されていて、利用者の情報が完全に匿名であればどうでしょうか。データが漏洩しても、匿名なので利用者を特定することはもちろんできません。
人為的なミスも意図的なリークにも耐えうる管理方法ということになります。そこで登場するのが、匿名通貨であり、送金手数料も無料にできるという「Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)」です。
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、タックスヘイブンなどの資産管理を「ADK」で管理できるような仕組みを作ろうとしているのです。
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の基本情報
通貨名 | ADK | 公開日 | 2017年6月 |
プラットフォーム | DAG | 最大発行数 | 25,000,000 ADK |
Webサイト | http://aidoskuneen.com/ | ||
ホワイトペーパー | https://goo.gl/V72yCH | ||
購入できる取引所 | aidosmarket |
仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の特徴・今後・将来性

それでは、Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の特徴と将来性を見ていきましょう。
ブロックチェーン技術ではなくDAG技術を採用
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、私たちがよく見聞きする仮想通貨の仕組みとは違う技術を使っています。
それが「DAG」という技術です。DAG技術はブロックチェーン技術を進化させたものとも言われ、将来性のある技術なのです。
DAG技術を元に作られているものでは「IOTA」や「ByteBall」などがあります。
※IOTAについては「仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)とは?特徴・買い方・将来性を徹底解説する – (wise-sendai.jp)」で分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
DAG技術はブロックチェーン技術とは異なるシステムです。
私たちが直接体感できる利点としては、「手数料を無料にできる」ことと「処理速度が速い」ということです。
もちろん匿名性が高いという点についても優れていますので、情報を匿名にすべきもの、例えば家電製品や自動車などの全てのモノがインターネットに繋がる「IoT(モノとインターネット)」という世界など、これから私たちに直接関わってくる技術にも使われることになるでしょう。
※IoT(モノとインターネット)についても、「仮想通貨IOTA(アイオタ・MIOTA)とは?特徴・買い方・将来性を徹底解説する – (wise-sendai.jp)」で分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
マイナーが居ないので送金手数料が無料
送金手数料が無料にできる要因は、取引を承認することで報酬を得る”マイナー”が居ないことにあります。
ブロックチェーンでは、不正や改ざんを防ぐために”マイナー”がそれらをチェックし、素早く承認したマイナーには報酬が与えられます。
しかしDAG技術では、この”マイナー”が不要なのです。DAG技術では、マイナーに承認作業を任せるのではなく、送金などの取引をする人たちが、互いに承認作業を行います。
例えば、あなたが送金をする場合は、あなたより前に取引をした人の情報を”あなたが”承認してあげることによって、送金が可能となります。
あなたの送金は、あなたより後に取引をしようとしている人が承認してくれます。
このように、ブロックチェーンとは違い、特定の人(マイナー)が存在しないので、その人たちに手数料という報酬を支払う必要はないわけですね。
処理速度も速い
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)では、DAG技術のおかげで処理速度も保たれます。
例えばブロックチェーンのビットコインでは、送金詰まりを起こして、送金の遅延が発生していましたよね。
これは、ビットコインの取引量が増えた(利用者が増えた)ことで、マイナーの承認作業が忙しくなりすぎて、追い付かなくなってしまったのです。
忙しくなったからと言って、マイナーをすぐに増やすこともできません。マイニングをするためには、膨大な電気量と処理速度の速いコンピューターが必要です。
そんな人、すぐに見つかるわけがないですよね。これがよく使われている”スケーラビリティ問題”です。
でも、DAG技術では”マイナー”は必要ありません。ですので、取引が増えても(利用者が増えても)、処理速度の低下が起きないのです。
それどころか、利用者が増えれば承認する人が増えるという意味でもあるので、いわゆる”スケーラビリティが向上する”ということなのです。
完全な匿名性
ブロックチェーン技術上でやり取りされる情報は、基本的には全て開示されています。誰が誰に送金したといった情報は、アドレスを見ることで判別できるように記録されているのです。
もちろんこれには、不正や改ざんが行われていない事、行われない事を担保する役割があります。
しかし、仮想通貨取引において、多額の資産を保有する人が多くなりましたよね。そうなると問題になるのが、プライバシーです。
海外でも、巨額の資産を手にした人をターゲットにした事件も増え始めています。多額の資産を取引している人が特定できるということは、危険もあるということなのです。
そういった背景もあり、匿名通貨の需要は高まっています。Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)が使われる市場は、巨額の資産を持つ人が多くいるはずです。
匿名での取引は、そういった人たちを守る事にもつながり、もちろん私たちのプライバシー保護に役立つ技術です。
DAG技術を使ったAidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)では、取引の個人情報は公開されません。
また、誰の資産が誰に送金されたといった情報は、取引依頼情報自体を、色々な人の取引情報と混ぜてしまう(シャッフルしてしまう)ため、完全に特定できなくなってしまいます。
これにより、完全な匿名性を実現しているのです。
リトアニアの銀行と提携済み
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、既にリトアニアの銀行と提携をしています。
こういった実績は、信頼と期待を持つことが出来ますね。
開発者の責任意識が高い
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、ADKを持っている投資家からも信頼を得ています。
ADKは以前、クリプトダオという海外の仮想通貨取引所に上場していました。
もちろん、クリプトダオでADKを取引した人はたくさんいます。
しかし、ADKの開発者であるリカルド・バドエル氏が、クリプトダオという取引所は信用できないとして、ADKの上場を廃止しました。
取引所であるクリプトダオは、これを聞いてすぐにADKを取引所から削除してしまったのです。クリプトダオにADKを預けていた人たちの資産は、もちろん引き出せなくなってしまいました。
たまったものではありませんよね。そこで、リカルド・バドエル氏は、資産を失ってしまった人たちに、なんと”自腹で”補償したのです。
このような経緯から、Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、投資家たちから信頼と安心を得ている仮想通貨でもあるのです。
仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)買い方・購入方法

それでは「Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)」の購入方法を紹介しますね。
Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の仮想通貨単位は「ADK」です。
2022年12月現在、以下の仮想通貨取引所で「ADK」の購入が可能です。
・Aidos market
・バイナンス
国内の仮想通貨取引では取り扱いがないので、上記で購入することになります。
ステップ①:コインチェックで口座開設する
まずは暗号資産取引所で口座開設しましょう。
個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができ、取引も簡単でわかりやすいです。日本最大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座開設する方法【5ステップで解説】
ステップ②:イーサリアム(ETH)またはリップル(XRP)を購入する
次にイーサリアムを購入していきます。送金手数料の安さを考えるならXRP(リップル)でもOKです。
参考記事:【超初心者向け】コインチェックでイーサリアムを購入する方法【送金する方法も解説】
ステップ➂:バイナンスで口座開設

続いて、仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)を購入する必要があるため、バイナンスで口座開設しましょう。仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)を扱っている海外取引所は他にもありますが、バイナンスが一番おすすめです。
Binanceは世界最大級の取引所で、日本語にも対応しているので操作は全く難しくありません。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:【初心者向け】バイナンスの口座開設方法【たったの3分】
ステップ④:バイナンスにイーサリアムを送金
続いて、バイナンスにイーサリアムまたはリップルを送金します。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:コインチェックからバイナンスへ送金する方法【5ステップで解説】
ステップ➄:バイナンスでイーサリアムを仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)にトレード
「バイナンス」にて「イーサリアム」を「仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)」に交換します。日本円で直接「仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)」を買うことはできないので、「バイナンス」内でトレードする必要があります。
交換方法は少しややこしいので、上記解説動画を見ながら取引をおこなってください。
なお動画内のBTC→イーサリアム、USDT→仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)に読み替えてください。
記事で進めたい方は下記記事をどうぞ。
【初心者向け】Binance(バイナンス)で仮想通貨を買う方法【簡単3ステップ】
仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)を買う際の注意点
仮想通貨Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は現在、国内取引所では取り扱いがありません。そのため、購入の際は海外取引所を利用することになります。
まとめ

Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、DAG技術を利用することで、送金手数料を無くし、処理速度も保ち、匿名性も実現する仮想通貨です。
それでは最後に、Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)の特徴をまとめておきますね。
- Aidos Kuneen(エイドスクニーン・ADK)は、手数料無料で使える匿名の仮想通貨
- 取引の単位は「ADK」
- ブロックチェーン技術ではなくDAG技術を採用
- マイナーが居ないので送金手数料が無料
- 処理速度も速い
- 完全な匿名性を担保している
- 開発者の責任意識が高い
技術的な期待もありますが、既にリトアニアの銀行と提携済みという実績に加え、責任感のある行動による信頼も得ている、期待できるものですね!
おすすめ国内取引所
日本最大手の「コインチェック」が安心

スマホやパソコンでポチッと簡単に仮想通貨が買えるのがコインチェックの特徴!
500円から投資できて、多くの仮想通貨を取り扱っている日本最大の取引所です。僕もここで仮想通貨の投資を始めました!
取り扱い銘柄数と手数料の安さで選ぶなら「フォビジャパン」

コインチェックの口座をすでに持っている方には、「フォビジャパン」がおすすめ!
海外発祥の大手取引所なので、取引所の銘柄数がとにかく多いのが特徴です。板取引が可能なので、販売所に比べて手数料が安く済みます。
他の国内取引所の口座を持っていても、フォビジャパンの口座も持っておくと便利ですよ。
登録は無料で、簡単にできてしまうので済ませてしまいましょう。