【初心者必見】NFTって詐欺?NFTの代表的なリスクとその回避策を徹底解説する
本記事の内容
NFTというのは、今注目を浴びている技術です。ただ、このような新しい技術を悪用しようと考える方も一定数存在しています。
本記事では、NFTにはどのようなリスクが潜んでいるのか、そのリスクを回避するにはどうすればいいのかということについて詳しく解説していきます。
OpenSeaでNFTを購入・販売するにはイーサリアム(ETH)が必要
『NFTで稼ぎたい』という方は、コインチェックの口座を無料開設しておきましょう。初心者に1番おすすめの取引所です。
NFTに潜むリスクとは?

NFTには、さまざななリスクが存在しています。下記で詳しくみていきましょう。
詐欺サイトが存在する
NFTの取引はマーケットプレイスと呼ばれるWebサイト上で行いますが、公式のサイトに似せた詐欺サイトが存在することもリスクの1つです。
サイト上でウォレットのパスワードなどを入力すると、ハッキングされる仕組みですね。ウォレット内に保管している資産をすべて抜かれてしまいます。
Googleの検索結果で上位に表示されているからと言って安心しない
Googleの検索結果に、詐欺サイトが混じっているケースも多数報告されています。
これは有料の広告を出すと検索エンジン上で上位に表示される仕組みを悪用したもので、詐欺サイトが検索1ページ目に出ることもあります。
解決策
この解決策は簡単で、マーケットプレイスへアクセスする際にGoogle検索を使わないことです。公式サイトをお気に入りやブックマークに登録しておくと安心ですね。
また、サイトを開く前に正しいURLかどうか確認するクセをつけておくのも大切です。
著作権侵害や偽物のNFTがある
著作権侵害や偽物のNFTが出回っているリスクがあります。
NFT自体はコピーできませんが、PC上でデジタルアートのスクショは撮れるため、画像自体を複製することはできてしまいます。
現状ではNFTの著作権侵害を取り締まる法律はありません。
また、マーケットプレイスの運営側でも完全に防ぐことは難しいのが現状です。そのため、他人の著作物を勝手にコピーした偽物のデータが販売されていることもあります。
解決策
これに対する解決策は、購入前にクリエイターの公式サイトやTwitterを確認することです。
多くのアーティストはTwitterとNFTマーケットプレイスのアカウントを連携させています。その公式リンクからアクセスすると安心です。
信頼に足る販売者からのみ購入するようにしましょう。
秘密鍵/シードフレーズを絶対に教えない
メタマスクウォレットの秘密鍵やシードフレーズが求められた場合は、99%詐欺だと疑ってください。
シードフレーズを教えるということは他人があなたのウォレットアアクセスできるようになることを意味します。シードフレーズとは、ウォレットを作成した際に発行される12 or 24個の英単語の羅列のことです。
下記のような謳い文句で、秘密鍵やシードフレーズを求められたら無視しましょう。
- 『代わりに仮想通貨の管理をしてあげるから教えて』
- 『あなたのウォレットに仮想通貨を送金するから教えて』
- 『教えてくれたら、あなたの資産を倍に増やすよ』
これだけは覚えておこう:秘密鍵/シードフレーズの管理方法
- 紙で管理する
- オンラインなら最低限、暗号化する
- Trezor(必ず公式から入手)などのハードウェアウォレットを使用する
上記の管理で紛失リスクが0になるわけではないですが、セキュリティ対策としてやっておきたいところです。
セルフGOX(ゴックス)に気を付ける
GOX(ゴックス)というのは、間違ったアドレス宛てにNFTあるいは仮想通貨を送ってしまい、自分の資産が消滅してしまうことを指します。
仮想通貨やNFTの送金をおこなう際には、必ず下記を確認するようにしましょう。
- 対応している通貨か
- アドレスに間違いがないか
お小遣い程度の仮想通貨や、少額価値のNFTであれば勉強代として住むかもしれませんが、数十万円から数百万円、あるいはそれ以上の金額になると笑い話では済まなくなりますので注意が必要です。
補足:PolygonのETH(WETH)は国内取引所に送らない
NFTの売買には、主にイーサリアム(ETH)が使われます。そしてETHには、イーサリアムのETHと、ポリゴンのETHがあります。
この辺の説明はややこしいので別記事で解説しています。:NFT取引におけるWETHとはなにか?OpenSeaで見かける赤色のETHを解説
ポリゴンのETHは国内取引所では取り扱っていないところも多いので、送金するとセルフGOXとなります。
ポリゴンのETHは基本、取引所に送らない。これだけは覚えておいてください。
税金や確定申告について見解が出ていない
NFTの税金や確定申告について、2022年時点では税法上の定めがありません。
しかし、NFTで利益が出たら確定申告を提出する必要があり、納税もしなければなりません。明確な定めがないと少し不安ですよね。
解決策
解決策として挙げられるのは、納税額で一番不利となる雑所得で確定申告を出しておくことです。そうすれば、後から追徴課税を求められるリスクは低くなるでしょう。
また、NFTの売買価格などを、取引を行うたびにメモしておくのもおすすめです。万が一、帳簿を修正する必要が出た場合にも対応しやすくなります。
NFTに潜むリスクを回避するには?

では次に、NFTに潜むリスクを回避する方法について詳しく解説していきます。
SNS経由のリンクを踏まない
NFTのコミュニティでは、TwitterやDiscordというサービスがよく使われます。
Discordにて送られてくるリンクや、Twitterで送られてくるリンクには、詐欺サイトに繋がっているものもあります。
SNSのダイレクトメッセージを使って
- 「今だけ」
- 「あなただけ」
- 「無料で」
というようなワードを使って巧みにリンクへと誘導してきます。
ただ、このようなリンクをたどってしまうと、情報が抜き取られる可能性が高くなりますので注意が必要です。
万が一サイトに飛んでしまった場合でも、絶対に秘密鍵だけは入力しないようにしてください。
何かしらの下心があるから話しかけてきます。送られてきたURLはクリックしないようにしましょう。
購入前に総額を確認する
NFTを購入する際は、必ず購入前に総額を確認するようにしましょう。
Openseaのような大手マーケットプレイスでも、
- ガス代(手数料)
- 価格変更のタイムラグ
などによって、購入金額が変わっていることがあります。知らずに購入してしまうと、無駄なコストを支払ってしまうこともありますので注意が必要です。
また、悪質なマーケットプレイスでは、故意に購入価格を釣り上げるというケースもあります。
したがって総額は必ずチェックしてから、購入するようにしましょう。
NFT初心者という雰囲気はできるだけ消す
Twitterで「NFT初心者です」「NFTに興味を持ち始めました」というような自己紹介は書かないのが無難です。詐欺師からロックオンされる可能性が高くなります。
詐欺師は言葉巧みに誘導してきます。場合によっては、秘密鍵を教えろと言われたり、高額なコンサル費用を請求されてしまうこともあります。
こういった被害を受けないために、NFT初心者という雰囲気はできるだけ消すのが得策でしょう。
おすすめ記事:NFTアートの購入方法をわかりやすく解説【簡単5ステップ】
この記事を読んだ97%は行動しない
この記事を読んだあなたは、少なからずNFTへの理解が深まったはずです。
試しにNFTを始めたら、SNSフォロワーも増加し、お金も月7桁以上稼げるようになった…。という人を僕は何人もみてきました。
97%の人は、ここで何もせずに終わってしまいますが、残りの3%のあなたは、この機にぜひ行動してみましょう。
記事を読み終えたら、コインチェックで口座開設&イーサリアムの購入だけは済ませておくといいでしょう。
上記のリンクから、NFTの世界へ一歩踏み出してみましょう。