Phore(フォア・PHR)は、ブロックチェーン技術を使用したクラウドファンディングのプラットフォームを提供してくれます。
匿名性通貨が注目される中、Phore(フォア・PHR)についても新たな分野での匿名性通貨として注目されつつあります。
今回は、Phore(フォア・PHR)とはそもそもどういったコインなのか、また、Phore(フォア・PHR)にはどのような特徴があるのかを解説していきます。
キーポイントは「匿名性とクラウドファンディング」です。
最後に、Phore(フォア・PHR)の購入方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座
※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。
仮想通貨Phore(フォア・PHR)って何?

Phore(フォア・PHR)とは、匿名で小規模なクラウドファンディングを行うためのプラットフォーム(基盤)を提供するプロジェクトで、仮想通貨取引では「PHR」という単位で取引されています。
クラウドファンディングとは、企業があるプロジェクトを行うための資金を不特定多数の個人など広い範囲から融資を募る資金調達方法です。
2022年には、クラウドファンディングという言葉を良く聞くようになりましたよね。
Phore(フォア・PHR)では、このクラウドファンディングを匿名で行うことが出来るという部分が最大の特徴となります。
もともとは、2014年5月にKryptKoin(KTK)という名前で配布が始まりましたが、KryptKoinの機能をバージョンアップするために、プログラムを作り直した際に名前を変更して「Phore(フォア・PHR)」となりました。
Phore(フォア・PHR)の基本情報
通貨名 | PHR | 公開日 | 2017年9月12日 |
プラットフォーム | イーサリアム | 最大発行数 | 11,626,642 PHR |
Webサイト | https://phore.io/ | ||
ホワイトペーパー | https://goo.gl/5H7igY | ||
購入できる取引所 | Cryptpia、バイナンス |
Phore(フォア・PHR)の実績
Phore(フォア・PHR)の実績について、いくつかピックアップして紹介します。
~2017年度3-4四半期~
ゼロコインプロトコル
匿名性に関する弱点を修正できる技術を導入しました。
購入したものやその取引が全て匿名性で保護されて、資産の移動などを追跡することが出来ないようになりました。
匿名性通貨の基本ですね。
マスターノードガバナンス
マスターノードの保有者は、ウォレットの機能で匿名にするか否かを自分で選べるようになりました。
Online Marketplace
全てのデバイスに適合したUI(ユーザインターフェース)を持つオンラインマーケットプレイスに対応しました。
~2018年度1四半期~
Segregated Witness
ブロック当たりのトランザクション数が増加します。
これにより、簡単に言うと送金が速くなるということですね。
分散型の少額クラウドファンディング
クラウドファンディングをしたい!という企業や個人が、Phore(フォア・PHR)のプラットフォーム上で、低コストでの資金調達を可能にすることが目的です。
Phore財団の設立
長期的のPhore(フォア・PHR)プロジェクトを持続させるため、財団を設立するということですね。
~2018年度2-4四半期~
スマートコントラクト
Phore(フォア・PHR)でもスマートコントラクトを採用します。
スマートコントラクトは、お金の決算以外の機能を持たせることができる技術です。
これを使うことで、市場予測や分散市場などを予想できるようになる、とのことです。
iOSとandroidのアプリ
スマートフォンアプリを作ります!ということですね。
これにより、パソコンやスマートフォンのどちらでも、Phore(フォア・PHR)のクラウドファンディングに参加できるようになるということですね。
Phoreラボ設立
ブロックチェーンを使った技術開発や、市場の成長を応援しますということですね。
~2018年度2-4四半期以降~
Phore財団の奨励金
優秀なプログラマーなら、Phoreのプログラムを改善に協力することで推奨金をもらえるようになるそうです。
Phore財団による慈善寄付
慈善寄付も予定しているとのことです。
などなど。
このように、実績等はホワイトペーパーにちゃんと開示されています。
仮想通貨Phore(フォア・PHR)の特徴と将来性

それでは、Phore(フォア・PHR)の特徴を見ていきましょう。
匿名性
徐々に匿名性通貨の価値は注目されていますね。
特に、投資という面では、誰がどのくらいどこに投資したかということを全て開示するのは好ましくない面もありますよね。
そういった意味では、Phore(フォア・PHR)のようにクラウドファンディングの基盤となる部分については、匿名性という機能は重要な要素になります。
PoSを採用
PoSとは「Proof of stake(プルーフ・オブ・ステーク)」の略称で、ブロックチェーン技術において重要な役割を果たす”マイニング技術”の一つです。
ビットコインでは”PoW”というマイニング技術が採用されており、不正や改ざんが無いことを検証し承認することで報酬を得られる仕組みです。
ビットコインが採用する”PoW”では、膨大な電気量とスペックの高いパソコンが必要ですが、”PoS”は、それとは異なります。
”PoS”は、仮想通貨の保有量が多い人が報酬をもらえる仕組みです。
Phore(フォア・PHR)では”PoS”を採用しているので、「PHR」をウォレットに保持しておくだけで報酬がもらえるということになります。
マスターノードを建てられる
Phore(フォア・PHR)では、マスターノード機能を使うことが出来ます。
マスターノードとは、取引の承認をする場所のことです。マスターノードは、ある程度(大量)の「PHR」を保有すれば、マスターノードを建てることが出来ます。
マスターノードを建てれば、取引手数料が自分に入ってくるので、資産を増やすことができるのです。
※マスターノードを建てる場合は、かなりのコイン保有数も必要ですが、みんなの取引を承認するサーバーを作るということですので、責任重大です。マスターノードを建てようと思っている方は、しっかりと仕組みを理解した上で、参加するようにしてくださいね!
仮想通貨Phore(フォア・PHR)の買い方・購入方法

それでは「Phore(フォア・PHR)」の購入方法を紹介しますね。
Phore(フォア・PHR)の仮想通貨単位は「PHR」です。2022年12月現在、以下の仮想通貨取引所で「PHR」の購入が可能です。
Cryptopia(クリプトピア)
Binance(バイナンス)
国内の仮想通貨取引では取り扱いがないので、海外の仮想通貨取引所で購入することになります。
ステップ①:コインチェックで口座開設する
まずは暗号資産取引所で口座開設しましょう。
個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができ、取引も簡単でわかりやすいです。日本最大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座開設する方法【5ステップで解説】
ステップ②:イーサリアム(ETH)またはリップル(XRP)を購入する
次にイーサリアムを購入していきます。送金手数料の安さを考えるならXRP(リップル)でもOKです。
参考記事:【超初心者向け】コインチェックでイーサリアムを購入する方法【送金する方法も解説】
ステップ➂:バイナンスで口座開設

続いて、Phore(フォア・PHR)を購入する必要があるため、バイナンスで口座開設しましょう。Phore(フォア・PHR)を扱っている海外取引所は他にもありますが、バイナンスが一番おすすめです。
Binanceは世界最大級の取引所で、日本語にも対応しているので操作は全く難しくありません。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:【初心者向け】バイナンスの口座開設方法【たったの3分】
ステップ④:バイナンスにイーサリアムを送金
続いて、バイナンスにイーサリアムまたはリップルを送金します。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:コインチェックからバイナンスへ送金する方法【5ステップで解説】
ステップ➄:バイナンスでイーサリアムをPhore(フォア・PHR)にトレード
「バイナンス」にて「イーサリアム」を「Phore(フォア・PHR)」に交換します。日本円で直接「Phore(フォア・PHR)」を買うことはできないので、「バイナンス」内でトレードする必要があります。
交換方法は少しややこしいので、上記解説動画を見ながら取引をおこなってください。
なお動画内のBTC→イーサリアム、USDT→Phore(フォア・PHR)に読み替えてください。
記事で進めたい方は下記記事をどうぞ。
【初心者向け】Binance(バイナンス)で仮想通貨を買う方法【簡単3ステップ】
Phore(フォア・PHR)を買う際の注意点
Phore(フォア・PHR)は現在、国内取引所では取り扱いがありません。そのため、購入の際は海外取引所を利用することになります。
仮想通貨Phore(フォア・PHR)の特徴 ~まとめ~

2022年はクラウドファンディングを良く聞くようになった年でもありました。
そんな中、ブロックチェーン技術を基盤にクラウドファンディングの場所を提供してくれるのがPhore(フォア・PHR)です。
それでは最後に、Phore(フォア・PHR)の特徴をまとめておきます。
- Phore(フォア・PHR)とは、匿名で小規模なクラウドファンディングを行うためのプラットフォーム(基盤)
- 仮想通貨取引の単位は「PHR」
- PoSを採用
- マスターノードを建てられる
- ホワイトペーパーは日本語に対応している
今後、クラウドファンディングが広がっていくに比例して、Phore(フォア・PHR)も必要とされていくプロジェクトではないでしょうか。
世の中の流れを見ながら、Phore(フォア・PHR)の動向も追っていきたいですね。
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