仮想通貨Verge(ヴァージ)の通貨単位は「XVG」です。
Verge(ヴァージ)は、通常の仮想通貨とは違う”匿名性”という特徴をもっており、現在、セキュリティソフト大手の創設者も注目している仮想通貨です。
そこで今回、そもそもVerge(ヴァージ)とはどういうコインなのかというところから、Verge(ヴァージ)の特徴や将来性について解説したいと思います。
また、最後に「XVG」の買い方・購入方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
『仮想通貨を始めてみたい』方へ
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コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座
※仮想通貨取引所の利用、また仮想通貨取引については、リスクを伴うことがあります。これらリスクを自分自身でしっかりと把握した上で、無理のない資金で取引を行うことが大切です。自身でリスク管理をしっかりと行いましょう。
仮想通貨Verge(XVG・バージ)ってなに?
Verge(ヴァージ)は、匿名での取引がおこなえる仮想通貨です。
取引されている単位は”XVG”で、バイナンス(Binance)やクリプトピア(Cryptopia)という海外の仮想通貨取引所で取引することが出来ます。
時価総額はそれほど高くはありませんが、コインチェック(coincheck)で取り扱われているLISKという仮想通貨と同じくらいの順位ですね。
Verge(ヴァージ)は、とにかく”匿名性”を最大の特徴とする仮想通貨で、2014年10月に公開されました。
とはいえ、”匿名性”といわれても、なにがいいの?・・・と思われるかもしれません。
あるいは、”匿名性”と聞くと、ちょっとアンダーグラウンドな世界で、犯罪に使われてしまうのでは?という、危険な印象もありますよね。
ですので、Verge(ヴァージ)についての特徴を、匿名性仮想通貨という観点から紹介したいと思います。
仮想通貨Verge(XVG・バージ)の特徴

上でも書いているので、”匿名性”という言葉が刷り込まれてきたのではないでしょうか。
でも、、匿名性のある仮想通貨がなぜ人気なのかという疑問があると思います。
匿名性仮想通貨が実現できること
匿名性仮想通貨で取引をする最大のメリットは、”個人情報が特定されるのを防ぐ”ということです。
仮想通貨の世界では、すでにいわゆる「億り人」がたくさん出ています。1億円以上利益を出した人のことですね。
極論ですが、通常の仮想通貨の取引を調べれば、だれが「億り人」なのかがわかってしまうのです。個人情報を特定することが可能ということですね。
これに比べて匿名性仮想通貨の取引は、個人情報を特定することはほぼ不可能です。こういった、”個人情報の保護”という観点からも、匿名性仮想通貨のVerge(ヴァージ)は注目を集めています。
匿名性を実現する技術
それでは、Verge(ヴァージ)はどうやって個人情報を守るための匿名性を実現しているのでしょうか。
これを説明するには、いくつかIT技術の専門用語が必要なのですが、ここでは簡単な解説だけにしますね。
通常の仮想通貨取引は、AさんがBさんに仮想通貨を送金した場合、取引台帳にはAさんとBさんの住所(IPアドレス)や取引した金額が記載されます。
そして、その取引台帳はだれもが見ることが出来るのです。
”みんな”で管理(不正チェックや承認)するブロックチェーンなので当然ですよね。
しかし、Verge(ヴァージ)のような匿名性通貨では、Aさんの住所(IPアドレス)もBさんの住所(IPアドレス)も記録された情報は公開されません。
ですので、大きな金額が取引されていても、だれがだれと取引しているのかという個人情報は漏れることがないのです。
身近な例で言うと次のようなイメージです。※語弊が生じる場合がありますが、あくまでもイメージとしてとらえてください。
みなさんが使っているいわゆるSNSですが、特にFacebookは実名登録が多いですよね。生年月日から住所、職場まで明記されている方が、公の場で情報のやり取りをしています。
この情報は、”みんな”が見ることができますね。通常の仮想通貨取引は、このようにオープンな場での取引がおこなわれているイメージです。
一方、匿名性仮想通貨のVerge(ヴァージ)は、匿名掲示板での情報交換だと思ってください。日本の匿名掲示板と言えばやはり5チャンネル(旧2ちゃんねる)でしょうか。
ここでは、本名など関係なく、情報交換が行われていますよね。あくまでもイメージなので、匿名掲示板は個人特定が可能ですが、匿名性仮想通貨の場合は、個人特定はほとんど不可能なのです。
仮想通貨と匿名性仮想通貨をまとめると次のようになります。
- 通常の仮想通貨取引:Facebookのように、だれがだれとやり取りしているかが分かる
- 匿名性仮想通貨:5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)のように、だれとだれがやり取りしているかは分からない
~余談:技術に興味のある方へ~
匿名性の技術に興味のある方は、「Tor」と「I2P」を調べてみてください。
Verge(ヴァージ)にはこの二つの匿名性技術が使われています。身近な例?でいうと、「ハッカー(クラッカー)がどこから攻撃しているのか特定できない!」なんてドラマや漫画もありますよね。
世界中のルータをランダムに経由して身元を隠すわけです。実際の事件でもこのようなことがおこりますが、どこから仕掛けているのかを探ることが出来ないようにする技術が「Tor」や「I2P」なのです。
現在では、「Tor」よりも「I2P」の方が人気かもしれませんが、Verge(ヴァージ)ではこの二つの技術の長所を生かした仕組みとなっています。
あまり印象の良くない技術になってしまっていますが、「Tor」に関してはそもそも、米海軍調査研究所などが、一般的なインターネットとは乖離したネットワークで機密事項などに役立てるために作ったもので、決して悪用するために考えられた技術ではありません。
仮想通貨Verge(XVG・バージ)の将来性

匿名性仮想通貨には、いわゆる”闇の取引”に使われるのではないか、というマイナスなイメージもありますが、プライバシーを保護してくれるという最大の特徴があります。
また、Verge(ヴァージ)はコミュニティも盛んで、Telegram(テレグラム)というチャットでも情報交換や普及活動が行われています。
コミュニティが盛んで、普及活動など活発に行われている仮想通貨は、将来性があると思います。
みんなで使い道を広げていくことができるからです。実際に使い道のある仮想通貨しか、今後生き残っていくことはできませんよね。
そして、Verge(ヴァージ)にはもう一つ期待できることがあります。
有名なセキュリティソフト「マカフィー」をご存知でしょうか。このセキュリティソフトで有名なマカフィーの創設者であるジョン・マカフィー氏が「匿名性の高いコインこそ将来性を握る」という発言をしています。
こういった、セキュリティにも精通している人の発言は、心強いものがありますよね。
仮想通貨Verge(XVG・バージ)の購入方法

それでは「Verge(XVG・バージ)」の購入方法を紹介しますね。
Verge(XVG・バージ)の仮想通貨単位は「XVG」です。2022年12月現在、以下の仮想通貨取引所で「Verge(XVG・バージ)」の購入が可能です。
Cryptopia(クリプトピア)
Binance(バイナンス)
国内の仮想通貨取引では取り扱いがないので、海外の仮想通貨取引所で購入することになります。
ステップ①:コインチェックで口座開設する
まずは暗号資産取引所で口座開設しましょう。
個人的に、国内取引所は「Coincheck(コインチェック)」がオススメです。
なお、コインチェックではコンビニ決済や銀行振込ができ、取引も簡単でわかりやすいです。日本最大手&無料開設できるので、損をすることはありません。
コインチェックの口座開設手順
コインチェックの口座開設の手順については、以下の記事で解説しています。
【簡単5分】CoinCheck(コインチェック)で口座開設する方法【5ステップで解説】
ステップ②:イーサリアム(ETH)またはリップル(XRP)を購入する
次にイーサリアムを購入していきます。送金手数料の安さを考えるならXRP(リップル)でもOKです。
参考記事:【超初心者向け】コインチェックでイーサリアムを購入する方法【送金する方法も解説】
ステップ➂:バイナンスで口座開設

続いて、Verge(XVG・バージ)を購入する必要があるため、バイナンスで口座開設しましょう。Verge(XVG・バージ)を扱っている海外取引所は他にもありますが、バイナンスが一番おすすめです。
Binanceは世界最大級の取引所で、日本語にも対応しているので操作は全く難しくありません。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:【初心者向け】バイナンスの口座開設方法【たったの3分】
ステップ④:バイナンスにイーサリアムを送金
続いて、バイナンスにイーサリアムまたはリップルを送金します。
手順は下記の記事で解説しています。
参考記事:コインチェックからバイナンスへ送金する方法【5ステップで解説】
ステップ➄:バイナンスでイーサリアムをVerge(XVG・バージ)にトレード
「バイナンス」にて「イーサリアム」を「Verge(XVG・バージ)」に交換します。日本円で直接「Verge(XVG・バージ)」を買うことはできないので、「バイナンス」内でトレードする必要があります。
交換方法は少しややこしいので、上記解説動画を見ながら取引をおこなってください。
なお動画内のBTC→イーサリアム、USDT→Verge(XVG・バージ)に読み替えてください。
記事で進めたい方は下記記事をどうぞ。
【初心者向け】Binance(バイナンス)で仮想通貨を買う方法【簡単3ステップ】
Verge(XVG・バージ)を買う際の注意点
Verge(XVG・バージ)は現在、国内取引所では取り扱いがありません。そのため、購入の際は海外取引所を利用することになります。
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仮想通貨Verge(XVG・バージ)の特徴まとめ

それでは最後に、Verge(ヴァージ)についてまとめておきますね。
- Verge(ヴァージ)の仮想通貨単位は「XVG」。
- Verge(ヴァージ)は、とにかく”匿名性”を最大の特徴とする仮想通貨である。
- 匿名性仮想通貨の最大のメリットは、”個人情報が特定されるのを防ぐ”ということ。
- Verge(ヴァージ)には、「Tor」と「I2P」という二つの技術が使われている。
- Verge(ヴァージ)はコミュニティも盛んで、Telegram(テレグラム)でも情報交換や普及活動が行われている。
- ジョン・マカフィー氏も「匿名性の高いコインこそ将来性を握る」と、匿名性仮想通貨を推している。
今後も、Verge(ヴァージ)は期待のできる”匿名性仮想通貨”から目が離せませんね!
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